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2024年10月18日

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嘉麻市が旅客自動車運送事業者を支援、最大25万円の支援金支給

嘉麻市旅客自動車運送事業継続支援金について(令和6年度)

嘉麻市では、燃料費や人件費の上昇により経営が厳しくなっている市内の旅客自動車運送事業者を支援するため、令和6年度「嘉麻市旅客自動車運送事業継続支援金」の支給が開始されました。この支援金は、市内で旅客自動車運送事業を継続して行っている事業者の負担を軽減し、事業の継続をサポートすることを目的としています。

支援対象となるのは、道路運送法に基づいて事業を営む事業者で、いくつかの要件を満たす必要があります。まず、申請時点で事業を継続していること、さらに支援金を受け取った後も事業を継続する意思があることが求められます。また、暴力団関係者でないことも条件です。加えて、乗合バス事業者の場合は、市内発着のバス路線を運行していること、貸切バス事業者やタクシー事業者は、市内に本店や営業所を持っていることが求められます。

支援金の額は事業者の種類や車両の規模に応じて異なります。例えば、乗合バス事業者には基本額として1事業者あたり25万円が支給され、さらに、乗車定員に応じて車両1台につき追加の支援金が支給されます。具体的には、乗車定員が11人以上の車両には12万円、10人以下の場合は6万円が加算されます。貸切バス事業者には、1事業者あたり25万円の支援金が支給され、タクシー事業者には1事業者あたり15万円が支給されます。いずれの場合も、事業用自動車が令和6年10月1日時点で市内の事業所で保有され、車検証の有効期間が申請日以降であることが条件となっています。

支援金の申請受付期間は、令和6年10月7日から令和7年3月31日までで、郵送の場合は令和7年3月31日必着となっています。申請は、嘉麻市役所の交通政策課で受け付けており、必要書類の提出が求められます。申請に必要な書類には、交付申請書や誓約書兼同意書のほか、旅客自動車運送事業の許可証や自動車検査証の写しなどがあります。また、支援金の受取口座通帳の写しも添付する必要があります。

市は、提出された書類をもとに審査を行い、必要に応じて追加の書類提出を求めることがあります。支援金を受け取ることで、燃料費や人件費の高騰による影響を受けている事業者が事業を継続できるよう、嘉麻市は引き続き支援を行っていきます。

支援金の詳細や申請書類の記載例、チェックリストは市の公式サイトでダウンロード可能です。関係事業者は、申請期限を守って早めの対応を心がけましょう。これにより、市内の交通インフラの維持が期待され、住民の移動手段の確保にも繋がることが期待されています。

⇒ 詳しくは嘉麻市のWEBサイトへ

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