2025年2月16日
労務・人事ニュース
地域ブランド「葛飾町工場物語」、新たな7社の技術をマンガで紹介!
葛飾の町工場の技術をマンガで紹介!「葛飾町工場物語」第18回認定品発行
東京商工会議所葛飾支部と葛飾区が、地域のものづくりを支える企業の技術や製品を紹介する「第18回葛飾ブランド『葛飾町工場物語』認定品ストーリーマンガ」を発行することが決定した。この取り組みは、葛飾区内の優れた製造業者が生み出す製品や技術を「未来を照らす技」として認定する地域ブランド事業の一環で、2007年に開始されて以来、多くの企業の技術が評価されてきた。現在までに103の製品・技術が認定されており、今回の発行では新たに認定された7社の製品や技術の背景にあるストーリーをマンガ形式で紹介する。
今回の冊子は、読者が製品や技術の魅力をより身近に感じられるように工夫されており、専門的な技術や製造プロセスを分かりやすく伝える内容となっている。特に、職人たちのこだわりや開発秘話をストーリーマンガとして描くことで、製品が生み出される過程やその背後にある情熱をリアルに感じられる構成になっているのが特徴だ。
このストーリーマンガは、「葛飾町工場物語」の公式ホームページで公開されるほか、2月5日から東京商工会議所葛飾支部や区内の施設でも無料配布される予定だ。冊子の仕様はB5判、全96ページ、発行部数は9,000部となっており、地域のものづくりに関心を持つ人々や、技術に興味のある読者にとって貴重な資料となる。
葛飾区は古くから製造業が盛んな地域として知られており、中小企業や町工場が多く存在する。その技術力の高さは全国的にも評価されており、多くの企業が独自の技術で市場を支えている。しかし、大手メーカーに比べるとその存在が一般にはあまり知られていないことも多く、こうしたマンガの発行は、地域のものづくりにスポットを当てる貴重な機会となる。
葛飾ブランド「葛飾町工場物語」の取り組みは、地域経済の活性化にも貢献しており、これまでに認定された製品や技術の中には、大手企業とのコラボレーションが生まれたり、海外市場に展開した例もある。今回のストーリーマンガを通じて、認定企業の魅力がより多くの人々に伝わることが期待されている。
ものづくりの現場を支える職人たちの技術や熱意が詰まったこの冊子は、ものづくりに興味のある学生や企業関係者、そして地域の歴史や文化に触れたい人にとっても価値ある一冊となるだろう。興味のある方は、公式ホームページや配布場所で手に取ってみてほしい。
⇒ 詳しくは葛飾ブランド「葛飾町工場物語」のWEBサイトへ