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2024年10月25日

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地域医療支援強化!岡山県が新たに医師派遣補助金制度を導入

令和6年 岡山県地域医療勤務環境改善医師派遣事業補助金

この補助金は、地域医療において過酷な勤務環境で働く医師の負担を軽減し、地域医療の体制を強化するために設けられました。特に、長時間労働が問題となっている医療機関へ医師を派遣し、地域に不可欠な医療提供体制を確保することが主な目的です。

対象となるのは、岡山県内で地域医療に特に重要な役割を担っている医療機関です。具体的には、救命救急センター、周産期母子医療センター、小児中核病院、小児地域医療センターが含まれます。また、医師派遣を行う医療機関が派遣元となり、常勤または定期的な非常勤として医師を派遣する事業が補助の対象となります。申請には、派遣開始前に医師派遣計画書を県に提出することが必要です。

補助金の額は、派遣医師1人あたり1,250,000円を基準として、派遣された月数に応じて支給されます。対象となる経費は、派遣元医療機関における派遣に伴う逸失利益が含まれます。派遣を受け入れる医療機関は、医師の勤務状況を把握し、改善するための責任者を配置するなど、医師の労働環境を適切に管理する体制を整える必要があります。また、過酷な勤務状況にある医師を雇用していることが補助対象の要件となります。

申請を行う場合は、補助金交付申請書に事業計画書や勤務医の負担軽減に関する書類などを添付し、知事に提出します。また、補助事業が完了した際には、実績報告書を提出することが求められ、派遣医師の勤務状況を確認するための記録も必要です。

この補助金制度は、令和6年9月18日から施行され、令和6年度分の補助金から適用される予定です。申請や実績報告の際に使用する様式は岡山県のウェブサイトから入手可能です。

⇒ 詳しくは岡山県のWEBサイトへ

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