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2024年1月17日

労務・人事ニュース

地域社会貢献者の称賛 令和5年度ふるさとづくり大賞受賞者一覧 最優秀賞、優秀賞、奨励賞は九州地区の団体・企業が受賞!

企業の社会貢献活動 ふるさとづくり大賞から学ぶ

令和5年度の「ふるさとづくり大賞」の受賞者が決まりましたので、その情報をお知らせいたします。この賞は、地域の発展に力を尽くしている団体や個人を称えるもので、地域社会をより豊かで活力に満ちたものにするための取り組みを奨励することを目的としています。この賞は昭和58年度に設立され、今年で41回目を迎えます。これまでに1,201の団体や個人が受賞しています。平成25年度までは「地域づくり総務大臣表彰」として行われていました。

受賞者は以下の通りです。

最優秀賞(内閣総理大臣賞)
有限会社シュシュ(長崎県大村市)が受賞しました。

優秀賞(総務大臣表彰)
特定非営利活動法人ほほえみの郷トイトイ(山口県山口市)、長崎県波佐見町、そして田村寛氏(新潟県新潟市)が受賞しました。

奨励賞(総務大臣表彰)
東無田地区(熊本県益城町)が受賞しました。

団体表彰(総務大臣表彰)
以下の15団体が受賞しました。
・岩手県立大槌高等学校復興研究会(岩手県大槌町)
・山形大学 Team道草(山形県山形市)
・合同会社とびしま(山形県酒田市)
・えどがわメティ普及会(東京都江戸川区)
・特定非営利活動法人越後妻有里山協働機構(新潟県十日町市)
・豊岡演劇祭実行委員会(兵庫県豊岡市)公益財団法人吉野川紀の川源流物語(奈良県川上村)
・新宮山彦ぐるーぷ(和歌山県新宮市)
・児島ジーンズストリート推進協議会(岡山県倉敷市)
・株式会社MIMAチャレンジ(徳島県美馬市)
・小豆島・迷路のまちアートプロジェクトMeiPAM(香川県土庄町)
・合同会社SAGAいくすと(佐賀県佐賀市)
・安満の里春日講(長崎県平戸市)
・一般社団法人東彼杵ひとこともの公社(長崎県東彼杵町)
・よみたん民泊協力会(沖縄県読谷村)

地方自治体表彰(総務大臣表彰)
青森県田子町、埼玉県寄居町、香川県三豊市の3団体が受賞しました。

個人表彰(総務大臣表彰)は、矢部佳宏氏(福島県西会津町)、川村美津子氏(滋賀県長浜市)、中村建治氏(鳥取県日南町)、小川治孝氏(広島県三次市)が受賞しました。合計で22団体と5個人がこの栄誉を受けました。

表彰式の詳細は以下の通りです。

日時:令和6年2月16日(金)13:00~
場所:都市センターホテル 5階「オリオン」
内容:表彰式(45分)の後、受賞者による事例発表(60分)が行われます。

主に九州・山口地区の受賞者概要一部ご紹介します。

最優秀賞(内閣総理大臣賞) 長崎県大村市の有限会社 シュシュ

引用:有限会社 シュシュ ウェブサイトより

有限会社シュシュは、もともと8人の専業農家によって設立された会社です。この会社は、地元の農産物を販売する直売所、アイスクリームやパン、洋菓子を製造する工房、さらには食品加工施設やレストランを運営しています。また、農業体験施設もあり、訪れる人々にいちご狩りやぶどう狩りなどの体験を提供しています。

シュシュは、専業農家としての独立を重視しつつ、農作物の生産から加工、そして販売に至るまでの一連の流れを自社で完結させる「六次産業化」を実現しています。この取り組みにより、農業分野での新たなビジネスモデルを築いています。

さらに、同社は農業分野の人材育成にも力を入れており、都市部の住民との交流や食育活動にも積極的です。また、グリーンツーリズムへの取り組みも行っており、農家での宿泊体験や果物狩りなどを通じて、自然との触れ合いや農業の魅力を伝えています。

総じて、有限会社シュシュは、伝統的な農業の枠を超えて、創造的で多角的なビジネス展開を行っている会社です。その活動は、地域社会の活性化に貢献し、農業の新しい価値を創造しています。

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優秀賞(総務大臣表彰) 山口県山口市の特定非営利活動法人 ほほえみの郷トイトイ

引用:特定非営利活動法人 ほほえみの郷トイトイ ウェブサイトより

この地区では、唯一のスーパーマーケットが撤退した後、地域の活気が失われ、住民間の関係も悪化することが懸念されました。しかし、将来へのビジョンを共有することで、これらの問題を乗り越えました。その結果、小規模なスーパーマーケットを備えた地域センターが新たに開設され、以来「地域のつながりを大切にした、安心で明るい故郷づくり」をスローガンに掲げています。

この地域センターでは、住民の意見を大切に聞き取りながら、移動販売などの事業を展開しています。これらの事業は、「共感」と「思いやり」を大切にし、地域のニーズに応える形で進められています。現在、人口減少に直面している中、地域コミュニティの再構築に向けたさまざまな取り組みも行われています。

このように、地域が一丸となって取り組むことで、地域の活力を取り戻し、住民同士の絆を深めることができたのです。

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優秀賞(総務大臣表彰) 長崎県の波佐見町

引用:波佐見町 ウェブサイトより

波佐見焼の生産地である波佐見町では、製造過程で出る不要になった石膏型をこれまで埋め立てて処分していました。しかし、廃棄物処理施設がこれらの受け入れを拒否したことをきっかけに、地域で回収し再利用する方法を探し始めました。環境に優しい方法で資源を再活用することを目指し、研究と実験を重ねた結果、この石膏型を肥料や建築材料として再利用する方法を開発しました。

さらに、この再利用された肥料を使って育てた農作物と、波佐見焼で作られた陶器を使用して「陶箱クッキー」を開発しました。このクッキーは、リサイクル活動をリードするとともに、地域のイメージアップにも大きく貢献しています。波佐見町のまちづくりにおいて、この「陶箱クッキー」は象徴的な存在となっているのです。

この取り組みにより、波佐見町は環境への配慮と地域経済の活性化を同時に達成することができました。地域資源の有効活用を通じて、新たな価値を生み出す事例として注目されています。

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奨励賞(総務大臣表彰) 熊本県益城町の東無田地区

引用:東無田復興委員会 ウェブサイトより

平成28年に発生した熊本地震では、益城町も大きな被害を受けました。特に東無田地区では、家屋の約7割が大きく破壊されるという甚大な被害がありました。しかし、この困難な状況の中で、地域住民が長年にわたり培ってきた絆や協力の精神が大きな力となりました。彼らは自らの力で、独創的で自主的な取り組みを通じて復興を進めていきました。

東無田地区の様々な取り組みは、災害からの復興、住民主導の活動、地域への人口増加、過疎化対策など、全国的にも珍しい地域再生の試みとして注目されています。全国の専門家たちもこの地域の活動に注目し、そのユニークなアプローチから学ぶべき点が多いと評価しています。

東無田地区の住民たちは、災害という厳しい試練に直面しながらも、お互いに助け合い、地域共同体の力を結集させることで、復興へと大きな一歩を踏み出しています。この地区の取り組みは、地域コミュニティの強さと回復力の素晴らしい例と言えるでしょう。

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団体表彰(総務大臣表彰) 佐賀県佐賀市の合同会社 SAGAいくすと

引用:SAGAいくすと Facebookより

九州電力は、佐賀県内の高校に宿舎がないことで、優秀な高校生が他県の宿舎付きの高校へ進学してしまう問題に気付きました。この問題を解決するため、九州電力は使用していなかった社宅を改装し、佐賀県内の高校生のためのアスリート寮として提供することにしました。この寮の運営は、九州電力を含む県内の9社が出資して設立された合同会社「SAGAいくすと」が担当しています。寮では、生徒たちに必要な設備の維持や食事の提供、生活指導などが行われています。

この取り組みにより、佐賀県内の有望な高校生たちが県外に出ることなく、地元の高校で学びながらアスリートとしての夢を追求できる環境が整備されました。佐賀県の教育とスポーツの発展に寄与するこのプロジェクトは、地域社会にとっても大きな意義を持っています。

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団体表彰(総務大臣表彰) 長崎県平戸市の安満の里 春日講

引用:安満の里 春日講 ウェブサイトより

2010年2月、平戸市の春日地区が「国の重要文化的景観」に認定されたことを受け、翌年の2011年4月には地域住民による組織「安満の里 春日講」が設立されました。この組織には春日地区の全家庭が加わり、地域の棚田を活用した町づくりに力を入れてきました。2018年7月には、「平戸の聖地と集落(春日地区と安満岳)」が、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の一部として登録されました。

この登録を契機に、春日地区では棚田とキリシタン歴史を活かした持続可能な地域づくりを目指しています。地元住民は訪れる人々を温かく迎え入れ、地域の保全活動にも積極的に取り組んでいます。これにより、春日地区はその歴史的・文化的価値を次世代に継承しながら、新たな魅力を創出している地域となっています。

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団体表彰(総務大臣表彰) 長崎県東彼杵町の一般社団法人 東彼杵ひとこともの公社

引用:一般社団法人 東彼杵ひとこともの公社 ウェブサイトより

東彼杵町では、人口が減少し続ける中、UIターンした地元住民のグループが、町内にあった使われていない米倉庫を改装し、新しい交流の場「Sorriso riso千綿第三米倉庫」を設立しました。この施設の開設は、その後設立された「東彼杵ひとこともの公社」の出発点となりました。公社は設立以来、地域の商業活動、地域の魅力をPRする活動、事業サポートやコンサルティングなどを行い、東彼杵町の魅力を広めることで、町外からの関心を引き寄せ、自然な形で人口が増える助けとなっています。

この取り組みにより、東彼杵町は地域の活性化に成功し、新たな人々が町に関わる機会を生み出しています。東彼杵ひとこともの公社の活動は、地域社会にとって新しい息吹をもたらしており、町の未来に大きな期待を寄せています。

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受賞のみなさま、おめでとうございます。ふるさとづくり大賞からは様々な学びを得ることが出来ます、ウェブサイトや訪問して良いお店や場所などありましたら実際に目で見て体験することをおすすめいたします。

⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ