2024年4月15日
労務・人事ニュース
地域経済を支える熊本県の新しい取り組み 社員食堂における県産食材活用緊急支援事業
令和6年 熊本県 社員食堂における県産食材活用緊急支援事業事業主体の募集
熊本県は、現在経済的な困難に直面している地元の農林水産業者を支援するための新しい事業を開始しました。この取り組みは、「社員食堂における県産食材活用緊急支援事業」と名付けられており、企業の食堂で地元産の農産物を使うことで地域の農業を活性化させることを目的としています。
この事業を通じて、地元の食材を使うことで生産者の収入が増加し、地産地消の意識が高まり、最終的には消費者の生活の中での地元食材の消費を増やすことを目指しています。
この事業に興味がある企業は、事業実施計画書を作成し、指定された期間内に提出する必要があります。提出された計画書は審査され、適格なプロジェクトには補助金が交付されます。具体的には、2024年4月10日から5月28日までが計画書の提出期間となり、補助金の交付申請は選定後の6月14日までに行われる予定です。
補助金の詳細に関しては、熊本県農林水産部流通アグリビジネス課が案内を行っており、興味のある企業や関係者は直接連絡を取ることができます。事業の進行については、申請から交付、そして事業の実施までの各フェーズで適切な手続きと報告が求められます。最終的な実績報告の締め切りは、補助金交付から約8ヶ月後の翌年2月14日とされています。
熊本県のこの取り組みは、地域経済の持続可能な発展を支援し、農林水産業の安定を図りながら、県民にとっての食の安全と安心を提供するための重要な一歩となります。地域の農産物を活用することで、新鮮で質の高い食材を消費者に提供し、地域全体の経済を活性化するという目的が達成されることが期待されています。
⇒ 詳しくは熊本県のWEBサイトへ