労務・人事ニュース

令和６年度八峰町生産性向上等支援補助金

八峰町が地域経済の活性化を目指し、新たな補助金制度を導入しました。「令和6年度八峰町生産性向上等支援補助金」と名付けられたこの制度は、地元企業や個人事業主の新規事業展開や生産性向上を後押しするものです。

補助金の対象となるのは、八峰町内に事業所を持つ企業・団体、または町内に住所を有する個人です。ただし、一部の業種は対象外となっているため、申請前に確認が必要です。

補助金は主に二つの事業カテゴリーに分けられます。一つは新分野への参入や新商品開発のための設備投資、もう一つは既存事業の拡大・強化のための生産性向上設備の導入です。どちらも新たに購入する設備や機械が対象となります。

補助対象となる経費は、税込10万円以上の設備・機械の購入費です。ただし、対象事業費の合計が税込30万円以上である必要があります。設備本体と一体的に購入する付属品やオプション品も含めることができますが、事務用機器や一般的な自動車は対象外です。

補助金額は事業の種類によって異なります。新規事業の場合は対象経費の30%で上限100万円、生産性向上事業の場合は対象経費の15%で上限30万円となっています。

申請は随時受け付けていますが、令和7年3月末までに完了する事業が対象です。申請にあたっては、必要書類に記入し、見積書などの資料を添えて町の商工観光課に提出します。また、事業実施計画書については白神八峰商工会の認定を受ける必要があります。

補助金を受けた事業者は、交付を受けた翌年度から3年間、毎年事業成果報告書を提出することが求められます。また、実施事業の内容が町のホームページや広報等で公開される可能性があります。

この補助金制度に関する詳細な情報や申請書類は、八峰町役場商工観光課または白神八峰商工会で入手できます。申請を検討している事業者は、事前に役場商工観光課に相談することをおすすめします。

八峰町は、この補助金制度を通じて地域経済の活性化と地元企業の競争力強化を図ることを目指しています。新規事業の立ち上げや生産性向上に取り組む事業者にとって、この制度は大きな支援となることが期待されています。

⇒ 詳しくは八峰町のWEBサイトへ