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2024年3月9日

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地球を想う農業実践者 – 持続可能な農業推進コンクール受賞者の輝き

令和5年度「未来につながる持続可能な農業推進コンクール」受賞者の決定及び表彰式の開催について(農水省)

農業の未来を担う、令和5年度の「未来を拓く持続可能な農業振興コンテスト」で、優れた取り組みを行っている個人や団体が表彰されました。このイベントは、農業の自然な循環を活用し、環境に配慮した方法での農産物生産を促進することを目的としており、食品の安全性、環境の保全、労働条件の改善、人権の尊重、農場経営の管理など、持続可能な農業を実現するための様々な取り組みが評価されました。

表彰されたのは、有機農業や環境保全型農業に取り組み、地域社会の活性化、有機製品の生産・消費拡大、環境負荷の軽減、生物多様性の保全に顕著な成果を挙げた農家、農業団体、流通・加工業者、自治体、教育機関などです。また、GAP(適切な農業生産工程管理)を取得し、農業経営の改善や持続可能性の保証に貢献した個人や団体も表彰されました。

令和6年3月11日には、東京都千代田区にある農林水産省の本館で、これらの受賞者を称える表彰式が開催されます。この式典は、オンラインでも同時配信される予定で、広く公開されます。

このコンテストと表彰式は、農林水産省が推進する「みどりの食料システム戦略」の一環として実施されています。この戦略は、食料・農林水産業の生産力の向上と持続可能性の両立を目指し、イノベーションを通じて実現することを目標としています。有機農業の拡大やGAPの普及など、持続可能な農業生産への取り組みが重視されています。

受賞したプロジェクトや団体は、熊本県上天草市の農事組合法人、長野県佐久市の合同会社、富山県の有限会社、大阪府豊中市の株式会社など多岐にわたります。これらの受賞者は、地域の特性を生かした持続可能な農業の実践や、環境保全、生物多様性の保護、農業生産の効率化に貢献しています。

このような取り組みは、今後の農業の方向性を示す重要な指標となります。持続可能な農業は、地球環境を守りながら食料の安全性と供給を確保する上で欠かせない要素です。今回表彰された個人や団体の努力と成果は、他の農業従事者にとっても大きな刺激となり、持続可能な農業への更なる取り組みを促進することでしょう。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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