労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 外国人も安心して通報できる!岩見沢商工会議所が警察・消防と連携し、多言語対応の緊急通報チラシを作成

2025年2月6日

労務・人事ニュース

外国人も安心して通報できる!岩見沢商工会議所が警察・消防と連携し、多言語対応の緊急通報チラシを作成

事故や急病時に外国人がスムーズに通報できる環境づくり 岩見沢商工会議所の取り組みとは?

外国人が安心して緊急時に通報できる環境を整えるため、岩見沢商工会議所が警察や消防と連携し、多言語対応の緊急通報案内チラシを作成した。この取り組みは、地域に住む外国人が事故や急病に遭遇した際に、言葉の壁を理由に通報をためらうことがないようにすることを目的としている。

110番(警察)と119番(消防・救急)それぞれの通報用チラシは、日本語だけでなく、外国人にも理解しやすいように複数の言語で制作された。110番の通報案内は、日本語のほか、英語、ベトナム語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語、ロシア語の計6言語で提供。一方、119番の通報案内はさらに対応言語を広げ、日本語、英語、ベトナム語、中国語(繁体字・簡体字)に加えて、インドネシア語、クメール語(カンボジア語)、シンハラ語(スリランカ)、ネパール語、ミャンマー語の計10言語で作成された。

チラシの内容には、日本語が話せない場合でも通報時に通訳を交えた三者通話が可能であることや、救急車内では多言語翻訳アプリを搭載したタブレットを使用し、31カ国の言語に対応した会話ができることが明記されている。これにより、言葉の壁を感じることなく、スムーズに必要な支援を受けられる環境が整えられる。

このチラシは、外国人が多く集まる施設や公共機関、医療機関などで配布される予定だ。地域の安全を確保するため、外国人住民や観光客が緊急時に適切に対応できるよう、引き続き多言語対応の強化が求められる。

⇒ 詳しくは岩見沢商工会議所のWEBサイトへ