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2024年6月15日

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大麻検挙者の70%が30歳未満!「ダメ。ゼッタイ。普及運動」6月20日より1ヶ月間で広報啓発強化

「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を6月20日から実施します ~薬物乱用防止のためのキャンペーンと国連支援募金運動を全国各地で実施~(厚労省)

厚生労働省と都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、6月20日から7月19日までの1カ月間、「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」を実施します。これは、国民に薬物乱用問題への認識を深めてもらうためのキャンペーンで、正しい知識を普及させるための広報啓発活動を全国で展開します。この運動は1993年から毎年行われています。

日本では、大麻の検挙者数が急増しており、2023年には大麻事犯の検挙者数が過去最多を更新しました。また、大麻の検挙者数が覚醒剤事犯の検挙者数を初めて上回るという状況です。特に、若年層の大麻乱用が深刻で、30歳未満の検挙者が大麻事犯全体の70%以上を占めています。このため、若年者の大麻乱用防止に特に力を入れています。薬物乱用が疑われる場合には、一人で悩まずに近隣の相談窓口で相談し、適切な治療や支援を受けるよう呼びかけています。

厚生労働省や都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、警察庁や日本民営鉄道協会などの民間団体とも連携し、官民一体となって薬物乱用防止の普及運動を推進していきます。

この運動は、1987年にウィーンで開催された「国際麻薬閣僚会議」の終了日である6月26日を「国際麻薬乱用撲滅デー」とした国連の取り組みに基づいています。国連加盟各国では、麻薬撲滅に向けた様々な活動が行われています。

「『ダメ。ゼッタイ。』普及運動」の概要は以下の通りです。

実施期間は2024年6月20日から7月19日まで。主催は厚生労働省、都道府県、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターであり、国際連合(国連薬物犯罪事務所)が協賛、警察庁やこども家庭庁、総務省など関係団体46団体が後援しています。

また、(公財)麻薬・覚せい剤乱用防止センターは、国連支援募金運動を行います。この募金運動を通じて、薬物乱用防止に関する理解と認識を高めるとともに、集められた募金は、開発途上国で薬物乱用防止活動を行うNGOの活動資金として国連に寄付されるほか、国内の啓発活動にも活用されます。

⇒ 詳しくは厚生労働省のWEBサイトへ

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