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2024年7月25日

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太陽光発電補助金、最大100万円!佐世保市の施策開始

令和6年 太陽光発電設備等設置補助金について(佐世保市地域脱炭素に向けた重点対策加速化事業費補助金)

佐世保市では、温室効果ガス排出量の削減を目指し、再生可能エネルギーの導入と電力の自家消費を促進するための取り組みとして、太陽光発電設備および蓄電池の設置費用に対する補助金を提供します。この施策は「佐世保市地域脱炭素に向けた重点対策加速化事業費補助金」として展開され、具体的な内容は以下の通りです。

まず、申請受付期間は令和6年7月9日から令和6年10月31日までです。ただし、予算の上限に達した時点で受付は終了します。また、申請書類が不備なく揃っていることが申請受付の条件です。

補助金の対象となるのは、佐世保市内の住宅や事業所に太陽光発電設備を設置する個人や事業者です。市外から転入する場合や新築の場合も対象に含まれます。補助対象となる事業は、自家消費型の太陽光発電設備を佐世保市内に設置し、固定価格買取制度(FIT)やFIP制度の認定を受けず、発電した電気の一定割合以上を自ら消費するものであることが条件です。また、他の国の負担や補助を受けていないことも必要です。

補助金額は、個人の場合7万円/kW、事業者の場合5万円/kWです。ただし、1件あたりの補助上限額は蓄電池との合計で100万円となります。

蓄電池についても同様に、本事業の太陽光発電設備に付帯するものが補助対象となります。蓄電池のみの導入は対象外です。補助金額は蓄電池の価格の3分の1ですが、家庭用蓄電池の価格は15.5万円/kWh、業務用蓄電池の価格は19.0万円/kWhが上限となります。1件あたりの補助上限額は太陽光発電設備との合計で100万円です。

申請の手続きは、まず補助金交付申請書を提出することから始まります。必要な添付書類には、申請者の確認書類、滞納のない証明書、消費量計画書、事業費内訳書、誓約書、見積書、導入予定設備の概要書類、機器配置図、委任状(代理人が申請する場合)、その他市長が必要と認める書類があります。申請前には必ず補助金交付要綱と申請の手引きを確認することが推奨されます。

事業着手に関しては、補助金の交付決定前に契約や工事を行った場合、補助対象外となります。ただし、新築住宅と併せて設置する場合は、契約や発注が可能ですが、工事の着手は交付決定後に限られます。

事業内容の変更や完了予定日の変更がある場合は、佐世保市への相談および手続きが必要です。変更や中止を申請する際には、変更・中止・取下承認申請書を提出します。また、事業が予定通り完了しない場合には、完了予定日変更報告書の提出が必要です。

実績報告は、事業完了の翌日から30日以内、または令和6年11月11日のいずれか早い日までに提出します。実績報告書には、事業費内訳書、工事請負契約書の写し、支払い証明書、施工前・施工後の写真、設置状況の写真、電力会社との接続契約書の写し、売電契約書の写し(余剰電力を売電する場合)、蓄電池の連携確認書類、市長が必要と認めた書類が含まれます。

申請書類の提出は、佐世保市環境部ゼロカーボンシティ推進室へ直接持参するか、オンラインで行います。推進室の所在地は長崎県佐世保市稲荷町1-8で、開庁時間は平日の8時30分から17時15分までです。

⇒ 詳しくは佐世保市のWEBサイトへ

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