2024年3月8日
労務・人事ニュース
失業率減少!日本経済の回復が見える2024年1月の報告

労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)1月分(総務省)
日本の労働市場は、2024年1月においてさらなる改善の兆しを見せました。最新の労働力調査によると、就業者の数は前年同期に比べて25万人増加し、合計で6714万人に達しました。これは18ヶ月連続の増加となり、日本経済の回復力の象徴とも言えるでしょう。
また、完全失業者の数もわずかながら減少しており、163万人と前年同月比で1万人の減少を記録しました。これは2ヶ月連続の減少となります。失業率に関しても、前月比で0.1ポイント低下し、2.4%となりました。これは過去数年間で見られた安定した改善傾向を反映しており、労働市場の健全性を示唆しています。
このポジティブな動きは、多くの要因によるものですが、主に国内外の経済活動の再開とそれに伴う需要の回復が挙げられます。また、政府や企業による雇用支援策も、就業機会の拡大に一定の効果をもたらしていると考えられます。
これらの結果から、日本の労働市場は順調に回復していることが窺えますが、今後も継続的な監視と支援が必要です。世界経済の不確実性や国内の人口動態など、未来の労働市場に影響を与える可能性のある要因はまだ多く存在します。
⇒ 詳しくは総務省のWEBサイトへ