2024年11月1日
労務・人事ニュース
奈良県建設業DX補助金、上限50万円!先着順で受付中
令和6年 奈良県建設業DX機器補助事業
奈良県では、建設業界のデジタル化を促進するために「建設業DX機器導入支援補助事業」を実施しています。この事業は、県内の建設業者に対して、DX機器の導入費用の一部を補助することで、生産性の向上を図ることを目的としています。申請は先着順で、予算が上限に達した時点で募集が締め切られるため、早めの申請が推奨されます。
この補助事業の対象となるのは、奈良県内に本店を構え、県の建設工事等の入札参加資格を持つ建設業者です。ただし、特定のグループ(A1グループ)は対象外とされています。応募する事業者は、すべての応募要件を満たす必要があるため、事前に詳細を確認することが大切です。
補助の対象となる機器には、建設現場でのデジタル技術の活用を促進するためのさまざまな機器が含まれています。例えば、ドローンや自動追尾型トータルステーション、3Dレーザースキャナー、電子小黒板、GNSS受信機などが補助対象機器に該当します。また、施工管理ソフトウェアや3次元設計ソフトウェア、遠隔臨場技術なども含まれており、DXの進展に役立つ最新技術が網羅されています。ただし、リースや中古品は補助の対象外となっているため注意が必要です。
補助金の額は、機器導入費用の2分の1以内で、上限は50万円です。申請する機器の種類や費用に応じて、補助金額が決まりますが、補助は予算の範囲内で行われるため、全員が採択されるわけではありません。早めに申請し、必要な書類を揃えて提出することが成功の鍵となります。
申請の期限は、令和7年2月7日(金曜日)の午後5時までとなっており、この期限までに申請が完了している必要があります。電子申請の場合は「e古都なら」というシステムを通じて行うことができ、郵送や持参での申請も可能です。ただし、電子申請の方がスムーズであるため、可能であればオンラインでの申請を検討すると良いでしょう。
申請の手順はシンプルです。まず、導入予定の機器に関するカタログや見積書を準備し、その後、事業計画書を作成します。郵送や持参の場合は応募申請書も必要となりますが、電子申請を利用する場合はこの書類は不要です。準備が整ったら、電子申請システム「e古都なら」から申請を完了させるか、必要書類を郵送または持参して提出します。
この補助金制度を活用することで、建設業者は最新のDX機器を導入しやすくなり、業務の効率化や精度の向上が期待されます。特に、建設現場でのデジタル技術の導入は、今後さらに重要性を増していくと考えられます。
申請後に採択された場合、補助金の交付申請を速やかに行う必要があります。この手続きには、補助金交付要綱に基づいて進めることが求められます。さらに、機器を導入した後には実績報告書を提出する義務があり、導入した機器の効果や成果を報告することが求められます。
この補助事業は、奈良県内の建設業者にとって、DX機器の導入を加速させる絶好の機会です。最新技術を取り入れることで、業界全体の競争力を高め、効率的な業務運営が可能になります。申請を検討している企業は、早めに必要な準備を進め、補助金を活用して事業のDX化を推進していくことが重要です。
⇒ 詳しくは奈良県のWEBサイトへ