2024年9月3日
労務・人事ニュース
奥出雲町、脱炭素生活を推進!設備導入に最大40万円の奨励金
令和6年度奥出雲町脱炭素の暮らしづくり推進設備導入促進事業奨励金
令和6年度の奥出雲町では、環境への負担を減らし、持続可能な社会を目指す取り組みとして「脱炭素の暮らしづくり推進設備導入促進事業奨励金」の提供が行われています。この奨励金制度は、再生可能エネルギーおよび省エネルギー設備の普及を促進し、地域住民の快適で環境に優しい生活の実現をサポートするものです。具体的には、町内の住宅や事業所に設置する設備が対象となり、奨励金が交付されます。
対象となる設備は、太陽光発電システムやLED照明機器、高効率給湯器(電気式)、断熱窓、木質バイオマス熱利用設備、蓄電池、電気自動車用充電設備および充放電設備、太陽熱利用設備(ソーラーシステム)の8種類です。それぞれに奨励金の上限や条件が設定されており、例えば太陽光発電システムの場合、出力1kWあたり5万円(上限4kWで20万円)の奨励金が交付されます。また、LED照明機器や高効率給湯器、断熱窓については、太陽光発電システムと同時に設置することが条件とされています。蓄電池や電気自動車用充電設備も奨励金の対象となりますが、こちらも太陽光発電システムとの同時設置が求められます。
さらに、令和6年7月からは新たに電気自動車用充電設備や充放電設備が対象に追加され、持続可能なエネルギー利用の選択肢が広がりました。なお、これらの設備はいずれも新規設置が対象で、既存設備の更新は奨励金の対象外となります。
申請手続きについては、設備を設置する2週間前までに必要書類を添付した申請書を役場環境政策課へ提出する必要があります。また、機器設置後や設置工事着手後の申請は奨励金の対象外となるため、注意が必要です。申請は令和7年1月31日(金曜日)まで受け付けられますが、予算に達した場合は公募が終了しますので、早めの申請が推奨されます。
この奨励金制度は、島根県再生可能エネルギー設備等導入支援事業補助金を財源の一部としており、地域住民の皆さんが安心して環境に優しい生活を実現できるよう、しっかりと支援が行われます。関心のある方は、申請方法や必要書類を確認し、ぜひこの機会を活用していただきたいです。
⇒ 詳しくは奥出雲町のWEBサイトへ