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2024年7月21日

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奥州市、空き工場賃借料補助金で最大30万円の支援開始

令和6年 空き工場賃借料補助金

奥州市は、地域の経済活性化を図るため、市内の空き工場を活用する事業者に対して賃借料の補助を行っています。この補助金制度は、製造業やソフトウェア業などの事業を市内で継続して行う意思を持つ企業を対象としており、空き工場を借りる場合に利用できます。

補助を受けるための条件は以下の通りです。まず、補助対象となるのは奥州市内で事業を継続する意思があり、市の空き工場リストに登録されている空き工場を賃借することが条件です。空き工場とは、6ヶ月以上使用されていない工場を指します。また、賃借後6ヶ月以内に固定資産投資として3,000万円以上を投じることが必要です。さらに、製造業やソフトウェア業の場合は新規雇用者を5人以上確保すること、その他の業種では16人以上の新規雇用が求められます。

補助金の額は、月額賃料の2分の1に相当する金額で、月額上限は30万円です。この補助は最大3年間受けることができます。ただし、以下の条件に該当する場合は補助の対象外となります。まず、賃借物件の借主が貸主の商法上の子会社や関連会社である場合。また、前年度の売り上げの50%以上を貸主からの受注に依存している場合です。

新規雇用者の定義も明確にされています。これは、当該工場で常時働くことを前提に採用された県内居住者であり、雇用期間の定めがなく、健康保険、厚生年金、または雇用保険の被保険者であることが必要です。

この補助金制度は、地域の経済を活性化し、新たな雇用を創出することを目的としています。市内の企業が空き工場を活用することで、新たなビジネスチャンスが生まれ、地域経済全体が潤うことが期待されています。

興味のある企業や事業者は、奥州市の公式ウェブサイトに掲載されている「奥州市空き工場賃借料補助金交付要綱」を参照の上、ぜひ応募を検討してみてください。

⇒ 詳しくは奥州市企業支援ポータルのWEBサイトへ

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