2024年7月29日
労務・人事ニュース
宇土市西部地区に新診療所、最大5000万円の補助金支援開始
令和6年 宇土市西部地区診療所開設事業補助金
宇土市が西部地区の医療提供体制を強化するため、新たに診療所を開設する医師や医療法人の代表者に対して補助金を交付します。この取り組みは、網津地区と網田地区における地域医療を充実させることを目的としています。
対象となるのは、西部地区に診療所を開設し、週3日以上の診療を10年以上続ける見込みがある医師や医療法人の代表者です。また、一般社団法人宇土地区医師会に加入する意志があり、市が行う医療関連の事業に協力する意向があることも条件となっています。
補助対象経費には、診療所開設に必要な土地の取得費や整備費、建物の建設費・取得費・改修費、医療機器等の購入費が含まれます。補助額はこれらの経費の合計額の1/2で、上限は5000万円です。
申請に必要な書類は、宇土市西部地区診療所開設事業補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、補助対象経費が確認できる書類(見積書等)および図面、医師の履歴書と免許証の写し(個人申請の場合)、法人の場合は定款と登記事項証明書、誓約書などです。
交付決定後に申請内容を変更する場合は、宇土市西部地区診療所開設事業補助金変更申請書および関係書類が必要です。診療所開設後には、実績報告書、収支決算書、補助対象経費に関する契約書や支払証明書の写し、土地または建物の登記簿謄本(取得費がある場合)、診療所開設を確認できる書類などが必要となります。
補助事業の着手前には、開設予定日の前日から起算して30日前までに申請が必要です。開設を検討している場合は早めに相談することが推奨されています。
これにより、地域の医療環境が整備され、住民が安心して医療を受けられる体制が構築されることが期待されます。医療関係者の皆様には、是非この機会を活用して地域医療の充実に貢献していただきたいと思います。
⇒ 詳しくは宇土市のWEBサイトへ