2024年5月24日
労務・人事ニュース
宇部市の新しいクラウドファンディング補助金制度で地域の問題解決をサポート!最大500万円の支援金
令和6年 宇部市クラウドファンディング活用型事業補助金
宇部市では「共創によるまちづくり」をさらに進めるため、地域の課題や社会的な問題の解決に貢献する個人や団体を支援する「クラウドファンディング活用型事業補助金交付制度」を新たに設立しました。この制度は、これまでは市の事業のみが対象だったガバメントクラウドファンディングを民間の事業にも拡大し、資金面での支援を行うことを目的としています。
この補助金制度の対象となる事業は、宇部市を舞台にして地域の課題や社会的な問題を解決することを目的とし、新しい試みであること、市の関与や支援が妥当であること、そして補助金額に関係なく必ず実施して完了することが求められます。補助対象者は、事業を実施する個人および団体であり、住所地は問わず、また市税を滞納していないことが条件です。
補助金の額は、市がガバメントクラウドファンディングで受けた寄付金額から、募集に要する経費(ポータルサイト掲載手数料や寄付受領書発行経費など)を控除した額が上限となります。補助対象経費としては、事業の実施に必要な人件費、設備費、広告宣伝費、消耗品費などが含まれます。
寄付金の募集方法については、本市が契約するクラウドファンディング事業者のサイト「ふるさとチョイス」にて、目標額と募集期間を定めて掲載します。スケジュールの例として、5月1日から6月28日までが認定申請期間となり、7月には認定、7月から9月には市との協議およびサイト掲載の準備、10月から12月にはクラウドファンディングによる寄付金の募集を行います。事業が完了した後には、寄付金を補助金として交付します。
留意点として、募集期間は最長3か月とし、募集期間終了前に目標額に達した場合はその時点で募集を終了します。また、寄付金額にかかわらず、必ず事業を実施して完了する必要があります。目標額に達しない場合は、事業変更申請を提出することが可能です。事業は寄付金を募集した翌年度末までに完了しなければならず、事業者は事業完了後も寄付者の関心を持続させるための努力を続ける必要があります。目標額を超えた寄付金が発生した場合は、同じ目的を持つ市の事業に充当されます。
このように、宇部市の新しいクラウドファンディング支援事業は、地域の課題解決に向けた重要な取り組みとして注目されています。地域の皆さんの協力と共に、この制度を活用してより良いまちづくりを実現できる可能性があります。
⇒ 詳しくは宇部市のWEBサイトへ