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2024年7月24日

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宗像市が最大50万円を支給する「がんばる中小企業者応援補助金」、申請受付は令和6年12月27日まで

令和6年度宗像市がんばる中小企業者応援補助金

宗像市では地域の中小企業者を支援するため、「がんばる中小企業者応援補助金」を設けています。この補助金は、市内事業者が新しいデジタル技術を導入し、販路開拓や生産性向上を図ること、また新規事業活動や展示会への出展に取り組む際の経費の一部を補助するものです。申請受付期間は令和6年6月3日から令和6年12月27日までで、予算上限に達し次第終了となります。補助対象期間は交付決定日から令和7年2月28日までです。

補助金の対象となるのは、宗像市内に事業所または店舗を持つ中小企業者や特定非営利活動法人です。個人事業者の場合は市内に居住している必要があり、事業開始から1年以上経過し、市税等の滞納がないことが求められます。補助対象事業には三つのカテゴリーがあります。第一に、新たなデジタル技術の導入です。これは業務効率化や生産量の増大など生産性向上に取り組む事業や、効果的な販路開拓を目指し売上増大を狙う事業が含まれます。補助率は対象経費の2分の1ですが、福岡県の承認を受けた経営革新計画に基づく場合は3分の2まで補助され、上限額は50万円です。

第二のカテゴリーは新事業活動に該当する事業で、新たな商品開発や商品提供方式の導入に取り組む事業が対象となります。第三のカテゴリーは展示会への出展で、令和6年4月1日から令和7年3月31日の間に宗像市外で開催される展示会等への出展にかかる事業が対象です。この場合の補助上限額は30万円です。

経費項目ごとの補助金の限度額について、広報費は10万円、工事請負費には上限がありません。委託料は30万円、備品購入費にも上限が設定されていません。ソフトウェア等の利用料は20万円まで補助され、展示会等出展費は30万円が上限です。申請にあたっては、交付申請書や事業計画書、支出計画書、誓約書、市税に滞納がないことの証明書、開業証明書類、見積書、経営革新計画の承認に係る書類、本人確認書類などが必要となります。

補助金の交付は事業者ごとに年度内で1回のみであり、展示会出展に関しては同じ展示会への出展に対しては年度に関わらず1回のみ補助が可能です。申請後は審査が行われ、不採択の場合は補助金は交付されません。他の補助金で交付決定を受けた経費は補助対象外です。事業完了後には実績報告書や支出報告書、領収書の写し、取得財産等管理台帳、事業成果が分かる写真や資料を提出する必要があります。また、補助金の交付を受けた翌年度には事業成果状況報告書を提出しなければなりません。

補助金の請求に関しては、実績報告書の審査が完了し補助金額が確定した後に請求書を提出します。事業の変更や取り下げについても、変更申請書や取り下げ書を提出する必要があります。この補助金制度を活用することで、宗像市の中小企業が新たな技術や事業活動に取り組み、地域経済の活性化に寄与することが期待されています。興味のある事業者はぜひ申請を検討してください。

宗像市はこの補助金を通じて、市内中小企業の成長と発展を支援し、地域経済の強化を図ることを目指しています。これにより、事業者が安心して新たな挑戦を行える環境が整い、地域全体の経済活性化に繋がることが期待されています。

⇒ 詳しくは宗像市のWEBサイトへ

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