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2024年12月16日

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宮島口新ホテル計画が認定!観光活性化への具体的な取り組みと期待される効果

宮島口地域に広島・宮島の魅力を伝える観光拠点を整備 ~(仮称)宮島口西1丁目ホテル計画を国土交通大臣が認定~(国交省)

広島県廿日市市宮島口地域における観光拠点整備が、新たなステージに進むことが発表されました。この地域は「中国地方の世界遺産と地域固有の観光資源を生かした広域観光活性化計画」の重点地区に位置付けられており、観光需要を活性化するための取り組みが求められてきました。本日、国土交通大臣により(仮称)宮島口西1丁目ホテル計画が優良な民間拠点施設整備事業として正式に認定されました。これに伴い、事業者は民間都市開発推進機構の金融支援を受けることが可能となり、地域全体の観光活性化が期待されています。

この新しいホテル計画は、観光客の増加と地域の観光価値向上を目的としており、広島と宮島の魅力を最大限に引き出す施設を目指します。施設内には、厳島神社の大鳥居を眺望できる客室、広島の四季の彩りを堪能できる食事、スパ施設、さらには地元の文化や自然に触れるアクティビティなどが提供される予定です。加えて、ホテルに隣接する約4000平方メートルの緑地も整備され、観光客のみならず地元住民も自由に利用できる空間として計画されています。これらの要素が相まって、国内外からの旅行者を引き付ける観光拠点としての役割が期待されています。

事業計画の詳細では、ホテルは地上7階、地下1階建てで、延床面積は約12,800平方メートルに及びます。加えて宴会場を含む施設も設けられ、多目的な利用が可能です。構造は鉄筋コンクリート造が採用され、最先端の設備を備えた建築となる予定です。この建物の敷地面積に対する建築面積の割合は約38.5%、延床面積の割合は約91.2%となり、効率的な空間活用を図っています。

この事業の目的は、宮島口地域における観光の活性化だけでなく、広島全体の観光戦略における中核として機能することです。観光資源が豊富なこの地域は、特にインバウンド需要が見込まれるエリアです。厳島神社や周辺の自然環境が持つ独自の魅力は、国内外の観光客にとって大きな魅力となっています。このホテル計画は、それらの観光資源を最大限に活用し、新しい観光の形を提供する役割を担います。

また、プロジェクトの施行期間は令和8年8月1日から令和10年6月30日までとされており、約2年にわたる工期で進められる予定です。完成後は、広島県内外から多くの観光客を引き付けるだけでなく、地元経済の活性化や雇用創出にも寄与することが期待されています。この施設は地域住民と観光客の共存を目指した設計が特徴であり、地域社会と観光業界の相乗効果を生み出す新たなモデルケースとなるでしょう。

地域振興における重要な役割を担うこの計画は、広島県における観光戦略の大きな一歩といえます。計画の推進にあたっては、地元住民の意見を取り入れながら地域との調和を図ることが重要です。また、完成後の施設運営においても持続可能性を重視し、環境に配慮した取り組みを行うことが求められます。

この新しいホテルの整備を通じて、広島と宮島の観光資源がさらに引き立てられ、国内外からの観光客に新たな感動を提供することでしょう。広島の自然や文化を体験する機会が増えることで、地域全体の観光魅力が飛躍的に向上すると期待されています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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