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2024年2月19日

労務・人事ニュース

少子高齢化対策 日本の未来を変える政府の戦略

政策統括官(総合政策担当) 説明【令和5年度 全国厚生労働関係部局長会議】

日本は現在、少子高齢化と人口減少という二重の課題に直面しており、これらが国の社会経済の活力に及ぼす影響は計り知れないものがあります。

令和5年度全国厚生労働関係部局長会議における政策統括官の発表では、この危機に対処するための政府の取り組みと将来戦略が詳細に語られました。政策統括官は、少子高齢化と人口減少を現代日本が直面する最大の危機と位置づけ、地方を含めた全国的な影響の深刻さを指摘しています。

特に地方では、この問題がより一層の深刻さを帯びており、2020年と比較して2050年には人口が3割以上減少する都道府県が11あり、市町村別では人口が半数未満となるところも2割に上るとの統計が示されました。

政府はこの問題に対して二つの大きな対策を打ち出しています。一つは少子化の流れを変え、人口減少のスピードを緩和することを目指した戦略で、子育て支援政策の強化や若い世代の所得向上、社会全体の構造や意識の変革に焦点を当てています。

また、地域医療や介護サービスの提供体制の強化も重要な柱の一つとされており、最新の科学技術を活用した生産性の向上や新型コロナウイルス感染症の教訓を踏まえたサービス提供体制の改革が求められています。

就職氷河期世代への支援も続けられており、正規雇用労働者を増やす目標に向けた取り組みやキャリアアップ支援、引きこもり状態の人への支援が実施されています。さらに、全世代型社会保障の構築に向けた対応も進められており、全世代が能力に応じて負担し、必要なサービスが提供される体制の実現を目指しています。

介護ロボットやICTの活用による介護現場の生産性向上、高齢者の活躍促進や失費予防などの取り組みが推進され、健康寿命の延伸と活力ある社会の実現が図られています。

この発表は、日本が抱える社会的課題に対する政府の積極的な姿勢と具体的な対策を示すものであり、地方自治体や関係各所に対しても強い協力を呼びかけています。今後の日本の社会経済の活力を維持し、持続可能な社会保障制度の構築を目指す上で、これらの取り組みがいかに実行されるかが重要となります。

⇒ 詳しくは厚生労働省のYoutubeチャンネルへ