2024年10月31日
労務・人事ニュース
山口市、地元産業活性化へ!6次産業化推進事業で最大150万円支援
山口市6次産業化等推進事業
山口市では、地域の農林漁業者や中小企業が協力して、6次産業化や農商工連携を推進することで、地元産品の消費促進や地域の活性化を目指す取り組みが行われています。この「6次産業化等推進事業」では、地産地消の推進や農山漁村の雇用創出、所得向上を図ることを目的に、さまざまな支援が提供されています。
この事業の支援内容は、大きく3つのカテゴリーに分かれています。1つ目は「6次産業化加工品開発事業」で、これは新しい加工品の開発に必要な調査費用やパッケージデザインの作成費用に対して支援が行われます。この事業では経費の2分の1以内で、上限は50万円まで補助されます。2つ目は「6次産業化加工施設等整備事業」で、地元の農林水産物を活用した加工施設の新築や改築、設備購入にかかる費用が補助対象です。こちらも経費の2分の1以内で、限度額は150万円です。3つ目は「農商工連携販売促進事業」で、地元産品の利用を増やすための加工設備購入に対する補助が行われ、同じく2分の1以内、上限は150万円となっています。この3つ目の事業については、9月中旬以降に募集が開始される予定です。
対象者は、山口市内に住んでいるか、事業所を持つ方で、具体的には認定農業者や新規就農者、農業協同組合、森林組合、漁業協同組合、農地所有適格法人、または農林水産業者を主体とする団体が該当します。また、3つ目の「農商工連携販売促進事業」については、地元の農林水産物を使った加工品を販売している中小企業者(ただし個人事業主は除く)も対象となります。さらに、これらの補助を受けるためには、対象者が市税などをすべて完納していることが条件です。
この事業に関する詳しい内容や申請に必要な書類、要綱については、山口市の公式ウェブサイトからPDFやExcel形式でダウンロードすることができます。事業の詳細を確認したい方や申請を検討している方は、これらの資料を参照することが推奨されます。
このように、山口市は地域の特産品を活かし、地元経済を支える取り組みに積極的に取り組んでいます。農林漁業者や中小企業が連携し、新しいビジネスモデルを構築することで、地域全体の活性化を図ることが期待されています。興味のある方は、ぜひ支援事業への参加を検討してみてください。
⇒ 詳しくは山口市のWEBサイトへ