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2024年11月11日

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山形労働局、令和7年卒業予定者の内定率67.1%と報告

令和7年3月新規学校卒業予定者の職業紹介状況(9月末)について(山形労働局)

令和6年10月28日に山形労働局から発表された報道資料によると、令和7年3月に新規学校卒業予定者を対象とした職業紹介状況についての概要が公開されました。この報告は、9月末時点での求職者や求人数、内定者の状況を詳述しています。

まず、県内における求人数は5,614人で、前年同期と比べて497人(8.1%)減少しています。一方、求職者数は1,797人で、前年同期比42人(2.4%)の増加が見られました。特に県内の求職者数は1,391人で、前年同期と比較するとわずかに13人(0.9%)減少していますが、県外での求職を希望する者の数は前年同期比で15.7%増加しています。

次に、求人倍率に関しては、4.04倍となり、前年同期と比較すると0.31ポイント低下しています。これは、求人数の減少に伴い、求職者1人当たりの求人の数がやや減少していることを意味します。

さらに、9月末時点での就職内定者数は1,205人で、そのうち県内での内定者は922人にのぼり、内定者全体の76.5%が県内での就職を選んでいることがわかります。この数字は、地域内での雇用が安定していることを示しており、多くの卒業予定者が地元での就職を希望していることが反映されています。

全体の就職内定率は67.1%となり、そのうち県内での内定率は66.3%です。この数値は過去5年間の推移と比較すると安定しており、例年通りの水準を保っています。特に、県内内定率が7割を超えることは、地域内での雇用機会が引き続き存在していることを示しています。

過去5年間の内定率を見ても、大きな変動はなく、安定した内定状況が続いています。県外での内定者の割合がやや増加していることが見受けられますが、全体としては県内での就職を希望する学生が多く、地域の産業が新卒者の受け入れ体制を整えていることが推察されます。

今後も山形労働局は、新卒者の就職支援を継続し、県内外を問わず幅広い就職機会の提供を目指していく方針です。引き続き、地元企業との連携や、就職活動中の学生へのサポートを強化していくことで、より多くの学生が希望する職場での内定を得られるよう努めるとのことです。

⇒ 詳しくは山形労働局のWEBサイトへ

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