2024年7月20日
労務・人事ニュース
岩手県 震災・台風・コロナ影響組合の販路拡大支援、最大20万円の補助
岩手県 令和6年度被災組合等販路開拓支援事業
令和6年度被災組合等販路開拓支援事業が始まりました。この支援事業は、震災や台風、新型コロナウイルス感染症などで影響を受けた組合を対象に、販路開拓や販売促進のための取り組みをサポートするものです。以下、事業の詳細についてご案内します。
支援の対象となるのは、東日本大震災や原発事故による風評被害、台風の影響、新型コロナウイルス感染症の拡大で売上や販路に影響を受けた会員組合、またはその組合員企業です。
補助対象となる事業内容は、以下のいずれかに該当するものです。まず、他の機関や団体が主催する展示会や物産展への出展に必要な経費。次に、自ら展示会や物産展を開催するための経費。そして、商品やサービスの需要を喚起するための販売促進活動にかかる経費が対象となります。
補助率は定額で10割、つまり全額補助されます。原則として1件あたりの上限は20万円ですが、複数の組合が連携して取り組む場合には1件あたり15万円となります。例えば、2つの組合が協力して秋と冬に別々のイベントを行う場合、それぞれのイベントに対して個別に補助を申請できます。
補助対象経費には、旅費や会場借料、通信運搬費、広告宣伝費、光熱費、会場設営費、消耗品費などが含まれます。ただし、これらの経費は以下の条件を満たす必要があります。まず、使用目的が明確に特定できること。次に、証拠書類によって金額や支払いが確認できること。最後に、事業実施期間内に発注・納品・請求・支払いが完了することが求められます。また、他の支援制度からの補助を受けている経費は重複して申請できません。
応募手続きについては、様式第1「応募兼交付申請書」および別紙1・2をダウンロードして必要事項を記入し、締切までに郵送で提出してください。申請書の記載方法については、記載例を参照し、不明点があれば事務局までお問い合わせください。
公募締切は令和6年8月16日(金)で、本会必着となっています。この機会を逃さず、ぜひ積極的にご応募ください。
⇒ 詳しくは岩手県中小企業団体中央会のWEBサイトへ