2024年8月29日
労務・人事ニュース
広島市が都市型農業の未来を支援!最大5年間で1人当たり100万円を給付
令和6年 広島市農業継承円滑化支援事業
広島市は、市街地およびその周辺地域における高度な技術を活用した生産性の高い都市型農業を維持するため、農業の継承を希望する後継者に対して支援を行う取り組みを実施しています。この支援は、特に農業経営を意欲的に継承しようとする新たな世代に焦点を当てています。
この支援事業の一環として、「農業継承初期支援給付金」が提供されます。この給付金は、広島市の認定農業者または市長が認めた農業者の後継者であり、一定の条件を満たす新規就農者またはそれと同等の農業後継者に対して、最大5年間支給されます。支給対象者には、農地の使用権を有していることや、主要な農業施設や機械を所有または借りていることなど、特定の要件が求められます。初年度には1人当たり100万円が支給され、2年目以降は前年の農業所得が250万円を下回った場合に同額が支給されます。この給付金を受けるためには、営農計画の作成と市の認定を受けることが必要です。申請は令和6年9月30日まで受け付けられています。
さらに、農業継承初期支援給付金の対象者には、「農業後継者施設整備等補助金」も提供されます。これにより、ビニールハウスなどの農業用施設の整備やトラクターなどの農業用機械の購入に対して補助が行われ、補助率は2分の1、限度額は対象事業ごとに100万円以内です。この補助金も同様に最大5年間提供され、農業経営の基盤を強化するための重要な支援となります。
これらの支援は、広島市内の都市型農業の持続可能性を高め、次世代への農業継承を円滑に進めるために設計されています。詳細な要件の確認や申請については、広島市の経済観光局農政課までお問い合わせください。
⇒ 詳しくは広島市のWEBサイトへ