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2024年3月31日

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技術継承を促進!福山市が提供する中小企業向け人材育成補助金

福山市 経営力強化人材育成事業~ものづくり技術継承事業~

福山市が展開する「経営力強化人材育成事業―ものづくり技術継承事業」は、地元の中小企業が持続可能な発展を遂げるための重要な支援策です。この事業は、中小企業がものづくりの技術を継承し、技能や技術を向上させることを目的としています。具体的には、地域の企業がグループを組み、共同で人材育成プログラムを行う際に必要な経費の一部を補助するという形で支援を提供します。

この補助金によってカバーされる費用には、研修会場のレンタル料、使用する機械や器具の使用料、講師への謝金、受講料、必要な材料費、出張にかかる旅費、印刷や製本に必要な費用、郵送費用などが含まれます。ただし、旅費に関しては、事業費の四分の一を上限として設定されています。

事業をスムーズに進めるため、補助金を申請する企業は、当該年度内にプロジェクトを完了し、他の公的な補助金を受けていないことが必要です。申請は随時行われ、申請書類が審査された後、交付が決定されます。事業実施には、この交付決定通知が必要です。

申請に必要な書類には、補助金交付申請書、事業計画書、収支予算書、参加企業名簿があります。また、事業完了後には、事業実績報告書や収支決算書を含む必要書類を提出し、1ヶ月以内に報告を完了する必要があります。事業内容に変更がある場合には、変更申請も必要です。

福山市の経営力強化人材育成事業は、地域産業の発展を促進し、中小企業の技術力向上をサポートするための有効な制度です。この補助金を活用することで、企業は持続可能な成長を目指し、伝統的なものづくり技術を次世代に継承することができます。

⇒ 詳しくは福山市のWEBサイトへ