2024年12月8日
労務・人事ニュース
持続可能な食品産業のための海外進出セミナー、12月12日に実施
食品関連企業の海外展開に関するセミナーを開催します!(農水省)
令和6年12月12日、農林水産省が食品関連企業の海外展開を支援するためのセミナーを開催します。このセミナーは、近年注目される環境規制に関する国際的な動向や、それらに対応したビジネス展開の事例を取り上げることを目的としています。食品産業における海外市場への進出を目指す企業にとって、最新情報を得られる絶好の機会となるでしょう。
今回のセミナーでは、「環境等に配慮した海外ビジネス展開にあたっての留意点~環境規制に関する国際的な動向とそれへの対応~」をテーマに、有識者による講演や実際の事例紹介が行われます。国際的な議論を踏まえ、各国で導入される環境保全のための規制に対応することは、食品産業の持続的な成長に不可欠です。これにより、企業は海外市場の需要を効果的に取り込むことが可能となります。
セミナーのプログラムには、農林水産省や名古屋大学の専門家による講演に加え、明治ホールディングス株式会社やUCCジャパン株式会社など、食品業界をリードする企業による取組事例の発表も含まれています。また、ビジネス法務の視点から、西村あさひ法律事務所による実務的な解説も予定されています。これらの内容は、海外展開における戦略を具体的に考える上で非常に有益なものとなるでしょう。
セミナーは東京都千代田区のTKP東京駅大手町カンファレンスセンターホール22Gで対面形式で行われるほか、オンライン(Teams)による参加も可能です。ハイブリッド形式での開催は、幅広い地域からの参加者にとって利便性を高めるものとなっています。開催時間は午後2時から午後4時までで、企業の担当者や専門家の方々にとって業務に影響の少ない時間帯が選ばれています。
参加希望者は、専用の申込フォームから12月10日18時までに申し込みが必要です。ただし、定員は約100名と限られているため、早めの申し込みが推奨されます。定員に達した場合、締切前でも受付が終了する可能性がある点には注意が必要です。また、参加者には、撮影や録音の禁止など、いくつかの留意事項を遵守することが求められています。
本セミナーは、令和6年度第3回グローバル・フードバリューチェーン(GFVC)推進官民協議会全体会合の一環として実施されます。GFVC推進官民協議会は、産学官の連携による日本の食産業の海外展開を目的として設立され、現在936社・団体が参加しています。この取り組みを通じて、国際市場での競争力を高めるとともに、持続可能なフードバリューチェーンの構築が進められています。
食品業界に携わる企業や関係者の皆様にとって、このセミナーは貴重な情報収集の場となることでしょう。環境規制への対応を含めた国際展開のヒントを得られる機会として、ぜひご参加ください。
⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ