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2024年6月17日

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採用担当者が導入すべき、暑さ指数を用いた職場の熱中症対策とその具体的手法

【職場における熱中症予防】3-1.暑さ指数の活用(測定)管理者編(厚労省)

職場における熱中症予防のためには、暑さ指数の活用が重要です。熱中症のリスクは単に気温だけでなく、湿度や風通し、日差しや機械からの熱なども影響します。これらの要素を総合的に評価したものが暑さ指数です。

暑さ指数を有効に活用するためには、まずその測定が必要です。測定には、精度の高い黒球付きの指数計を使用します。測定場所や時間によって暑さ指数は変化するため、広い建設現場などでは複数地点で測定し、午前と午後に分けて計測します。

測定した暑さ指数は、作業の種類や着用する作業服に応じて補正することが求められます。厚生労働省が提供する基準値を参考にし、必要に応じて休憩時間を延長したり、作業内容を調整するなどの対策を講じます。例えば、暑さに慣れていない作業者には、より厳格な基準を適用することで安全を確保します。

また、測定値や対策を迅速に共有するために、SNSのグループ発信機能を活用することが効果的です。これにより、多くの作業者に即座に情報を伝えることができます。さらに、外国人作業者には翻訳アプリを使用して母国語で情報を提供することも有効です。

具体的な対策としては、環境省のガイドラインに基づき、日差しを遮ることで体感温度を下げる、打ち水やミストを活用して暑さ指数を低下させるなどがあります。屋外ではテントや大型ファンを使って日陰を作り、地表面の温度を抑制することが有効です。屋内ではスポットクーラーやエアコンの稼働、遮熱板の設置などが推奨されます。

作業環境を改善できない場合は、作業時間の変更やシフト制の導入など、作業手順の工夫も必要です。休憩場所には水分や塩分を補給できるスポーツ飲料を常備し、アイススラリーやクールベストの利用で体内温度を下げることが重要です。

休憩場所は作業場の近隣に設置し、冷房が効いた場所や涼しい日陰を提供します。移動時間も考慮し、効率的な休憩時間を設定することが求められます。また、交代要員がいない場合は、必ず周囲の作業員に声をかけてから休憩に入ることが重要です。

これらの対策を実施することで、職場での熱中症リスクを減らし、安全な作業環境を確保しましょう。暑さ指数の活用は、その第一歩です。

職場での熱中症予防 暑さ指数の活用方法と具体的対策―気温、湿度、風通しを考慮したリスク評価からクールシェルターの利用、予防グッズの導入まで

【職場における熱中症予防】3-2.暑さ指数の活用(確認)作業者編(厚労省)

職場での熱中症予防対策について、今回は「暑さ指数」を活用する方法について解説します。暑さ指数は気温だけでなく湿度や風通し、日光や機械からの熱なども考慮に入れて総合的に無視の暑さを表す指標です。この指標を使うことで、熱中症のリスクをより正確に判断することができます。

職場では暑さ指数を確認するための表を見かけることがあるかもしれません。この指数は熱中症の危険度を示すもので、21から25は「注意」、28から31は「厳重警戒」、31から33は「危険」、そして33以上になると「極めて危険」となります。特に35以上になると、人の健康に重大な支障が生じる可能性が高いため、特別警戒アラートが発表されます。

暑さ指数は環境省の熱中症予防情報サイトで確認できます。ここでは気象庁の予報データに基づいて、全国840地点の3時間ごとの暑さ指数予測値が公表されています。また、メールやSNSを通じて情報を受け取ることも可能です。暑さ指数が33以上と予測されると熱中症警戒アラートが、35以上の場合は特別警戒アラートが発表されます。この際、自治体が指定した公共施設や民間施設に設置されたクーリングシェルターが解放されます。詳しくは環境省や各自治体の関連サイトで確認できます。

職場で暑さ指数が発表されたり個人に通知が届いた場合、それは危険を知らせるサインです。管理者の指示に従い、必要に応じて作業環境を改善しましょう。例えば、屋外作業の場合はテントで日陰を作ったり、大型ファンを設置したり、内水で地表面の温度を下げることが有効です。屋内作業の場合はスポットクーラーやエアコンの使用、遮熱板の設置、車高シートの貼付け、換気口の清掃などで空気の流れを良くします。

もし作業環境の改善が難しい場合は、作業時間の変更やシフト制の導入、他の業務との組み合わせ、複数人での作業分担など、作業手順の工夫も検討してください。また、スポーツ飲料やアイススラリー、クールベストなどの予防対策グッズの活用も非常に有効です。

このように、暑さ指数を活用して職場での熱中症予防に努めましょう。健康と安全を最優先に考え、適切な対策を講じることが重要です。

⇒ 詳しくは厚生労働省のYoutubeチャンネルへ