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2024年1月17日

労務・人事ニュース

採用担当者必見!アンコンシャス・バイアスを理解し、多様性を受け入れるセミナー動画(厚労省)

アンコンシャス・バイアス セミナー ―心に潜む“無意識の思い込み”に気付く―動画を公開(厚労省)

この動画セミナーでは、「アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」という重要なテーマについて解説されています。アンコンシャス・バイアスは、私たちが気づかずに持っている偏見や思い込みのことを指します。これは、性別、年齢、働き方などに関する無意識の偏見であり、誰もが持っているものです。

セミナーでは、まずいくつかの事例を通して、参加者がどのように性別を無意識に想定しているかを示しました。例えば、ある人物が子育て中であるという情報だけで、その人物の性別を決めつけてしまう傾向があります。このような無意識の偏見は、私たちの日常生活や職場での判断に影響を及ぼすことがあります。

アンコンシャス・バイアスは、過去の経験や社会環境によって形成されるもので、私たちが気づかないうちに、決定や行動に影響を与えています。セミナーでは、アメリカのオーケストラで行われた「ブラインド・オーディション」という事例が紹介されました。これは、演奏者の性別を審査員から隠すことで、性別による偏見を排除し、女性演奏者の採用率が大幅に向上した実例です。

職場におけるアンコンシャス・バイアスの事例も多く紹介されています。

たとえば、育児中の部下に対する残業の指示、育児休業の申請に対する反応、重要な仕事の担当者選定、商品開発プロジェクトメンバーの選定などがその例です。これらの事例では、性別に基づく偏見が意思決定に影響を与えていることが示されています。

例えば、育児中の男性社員に対しては残業を強いないが、女性社員には強いるといった行動や、女性社員に対する育児休業の申請に驚くといった反応などが挙げられます。これらの行動は、無意識のうちに性別に基づく偏見が働いていることを示しています。

セミナーでは、アンコンシャス・バイアスにどのように対処すべきかについても議論されています。まず、日常の言動に決めつけがないかを意識することが重要です。自分自身の行動や言葉について客観的に振り返り、無意識の偏見がないかを確認することが求められます。

また、相手の表情や態度に注意を払い、無意識の偏見が影響している可能性があるかを見極めることも大切です。そして、異なる価値観や考えを持つ人と対話し、お互いの理解を深めることも重要とされています。

このセミナーは、アンコンシャス・バイアスが個人や組織に与える影響について深く掘り下げています。性別による仕事の機会の差や個人の生活の質の低下など、さまざまな弊害が生じることが指摘されています。

そして、アンコンシャス・バイアスに対処することは、男性や女性、若手やベテランなど特定のグループだけでなく、全ての人にとって重要なテーマであると強調しています。特に、女性の活躍やダイバーシティの推進に取り組む企業にとっては、日常業務やマネジメントにおいて無意識の偏見がどのように現れているかを理解し、それに対処することが不可欠です。

また、アンコンシャス・バイアスは自分自身の可能性を狭めることもあるため、自己認識と自己反省が重要です。例えば、自分自身が「育児中は仕事で活躍するのは難しい」と思い込んでいる場合、実際には育児をしながら活躍できるチャンスがあっても、それを見逃してしまう可能性があります。このような自己制限にも気をつけなければなりません。

セミナーの終わりには、講師たちが自分たちも無意識の偏見を持っている可能性を認め、日常的に自分の中にある思い込みを振り返ることの重要性を再確認します。

個人や組織への影響が大きいため、マネージメントを行う上司には特に、自分のアンコンシャス・バイアスが部下のワークライフバランスの実現や成長の可能性を狭めてしまうことを認識し、それに対処することが求められています。

まとめると、このセミナーはアンコンシャス・バイアスの理解と、それが個人や職場に与える影響、そしてこれに対処する方法に焦点を当てています。性別に関する偏見を例に挙げつつ、偏見が意思決定に与える影響を明らかにし、日常生活での自己認識と自己反省の重要性を強調しています。

⇒ 詳しくは厚生労働省のYoutubeへ