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2024年9月10日

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日本年金機構の「障害年金ガイド」最新版:受給資格と支給額を詳しく解説

(日本年金機構)障害年金ガイド(令和6年度版)(厚労省)

日本年金機構が提供する動画「障害年金ガイド(令和6年度版)」では、障害年金制度の基本的な仕組みや、受給資格に関する詳細な説明が行われています。この動画は、障害年金を理解し、必要な手続きを適切に行うためのガイドとして役立つ内容になっています。

動画の冒頭では、障害年金とは何かについて説明がありました。障害年金は、病気や怪我によって障害が残り、日常生活や労働に支障をきたす場合に受け取ることができる年金です。受給できる年金の種類は、初診日に加入していた年金制度により異なります。初診日とは、障害の原因となった病気や怪我について、初めて医師や歯科医師の診療を受けた日を指します。この初診日が非常に重要であり、その日を基準に年金の受給資格が決まるという説明がなされています。

さらに、障害基礎年金と障害構成年金、そして障害手当て金についても詳細が説明されました。障害基礎年金を受け取るには、初診日が国民年金加入期間であることや、保険料の納付要件、障害の程度など、いくつかの条件を満たす必要があります。また、障害構成年金に関しても、初診日が厚生年金保険の被保険者であった期間にあることや、保険料の納付状況が重要であると説明されました。障害手当て金は、一時金として支給されるもので、こちらも同様に初診日や保険料の納付要件、障害の程度が受給の条件となります。

また、障害年金の受給額についても触れられています。例えば、障害基礎年金では、1級の場合月額8万51円、2級の場合は月額6万1800円が支給され、さらに子供がいる場合には加算があるとされています。障害構成年金においては、受け取る金額が障害認定日までに得た報酬によって異なるため、個々のケースによって金額が変わることも重要なポイントです。

最後に、障害年金の手続きについても説明されています。手続きには初診日を証明する書類や診断書が必要であり、これらの書類を市区町村役場や年金事務所に提出することが求められます。さらに、手続きや必要書類についての詳細は、事前に年金事務所や市区町村役場で相談することが推奨されています。また、パンフレット「障害年金ガイド」も用意されているので、必要な場合はそちらも参考にすることができるとのことです。

動画の最後には、日本年金機構のホームページでさらに詳しい情報や相談窓口の連絡先が確認できることが案内されています。障害年金に関する疑問や手続きについては、直接相談することでより具体的な支援を受けることができるでしょう。

⇒ 詳しくは厚生労働省のYoutubeチャンネルへ

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