労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 日産自動車九州が導入するエルゴノミクス視点の職場改善(エルダー 2024年5月号より)

2024年5月27日

労務・人事ニュース

日産自動車九州が導入するエルゴノミクス視点の職場改善(エルダー 2024年5月号より)

エルダー 2024年5月号(JEED)

今号のエルダーでは、多くの興味深いコンテンツが掲載されています。まず、リーダーズトークでは、一般社団法人アシストスーツ協会の代表理事である飯田成晃さんが、健康で長く働き続けるための進化するアシストスーツについて語っています。

また、特集記事ではシニアの活き活き職場づくりをテーマに、安全・健康確保の重要性が取り上げられています。独立行政法人労働者健康安全機構の特任研究員である高木元也さんが、高齢者の労働災害防止対策について解説しています。さらに、一般社団法人働く人の健康と安全を守る会の会長、高野賢一郎さんが、高齢労働者の健康づくりについて語ります。

事例紹介では、日産自動車九州株式会社や株式会社サッポロライオンが取り上げられています。日産自動車九州では、エルゴノミクスの視点を取り入れ、多様な人材が活躍できる環境を目指しています。株式会社サッポロライオンでは、60歳以上の従業員を対象に毎年「健康チェック」を実施し、元気に長く働くための身体づくりを企業がフォローしています。公益財団法人福岡労働衛生研究所では、50歳以上の職員にエイジフレンドリー測定を実施し、オリジナル職場体操を習慣にしています。

また、コラムでは花王株式会社のコンシューマーインテリジェンス室が「働く男性と更年期」について詳しく解説しています。さらに、マンガ連載「マンガで学ぶ高齢者雇用」では、第2回として株式会社サタケが紹介され、高齢従業員が出産・育児を手助けする「イクじい・イクばあ休暇」について取り上げられています。

高齢者の職場探訪シリーズでは、青森県の株式会社丸英でんきが紹介されています。高齢者に聞くシリーズでは、株式会社マイスター60のシニアビジネス事業部で働く丸山猛さん(67歳)が登場し、生涯現役で働くことの意義について語ります。

新連載では、「学び直し」先進企業として株式会社グローバルクリーンが紹介されています。労働法Q&Aでは、定年後の雇用継続や残業命令とパワハラの該当性について、弁護士法人ALG&Associatesの家永勲弁護士が解説します。

最終回を迎える「生涯現役を支えるお仕事」では、70歳雇用推進プランナーである齋藤敬德さんが、研修実施件数トップの秘訣と生涯現役への意欲を引き出すためのアドバイスを紹介しています。

いまさら聞けない人事用語辞典では、「ウェルビーイング」について、株式会社グローセンパートナーの吉岡利之さんが解説します。日本史にみる長寿食のコーナーでは、体の老化を防ぐモズクについて、永山久夫さんが語ります。最終回を迎える「心に残る“あの作品”の高齢者」では、マンガ『総務部総務課山口六平太』について、東京学芸大学名誉教授の内田賢さんが紹介します。

さらに、労務資料として「第18回中高年者縦断調査」の概況が掲載されています。最後に、技を支えるシリーズでは、石材を扱う総合力で墓石から記念碑まで施工する石工、秋山十三男さんが紹介されています。

エルダー5月号は、シニア世代の活き活きとした働き方や健康維持に関する情報が満載です。デジタルブック版やPDF版でぜひご覧ください。

⇒ 詳しくは独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構のWEBサイトへ