労務・人事ニュース

令和6年 雲南市企業人材確保支援事業交付金

雲南市では、市外からの人材を確保し、地域の人材不足を解消するとともに、UターンやIターンを促進するため、「雲南市企業人材確保支援事業」を実施しています。この事業は、人材不足が深刻な業種を営む事業主に対し、市外から雇用する従業員に支給する入社支度金などを助成するものです。

支援の対象となる業種は、建設業、福祉・介護事業、製造業、ソフト産業、宿泊業、そして新たに追加された道路旅客運送業と道路貨物運送業です。これらの業種に属する事業主が市外からのUターン者やIターン者、または市内への転居者、市外の事業所から転職してきた人を雇用した場合、入社支度金などの実費額を助成します。

具体的には、Uターン者やIターン者を1人採用した場合には、最大で10万円の交付金が支給されます。また、子育て世帯の場合は、さらに1世帯あたり最大10万円が加算されます。市内転居者についても同様に最大10万円、市外からの転職者には市内在住の場合最大10万円、市外在住の場合最大5万円の交付金が支給されます。ただし、1事業主あたり年に3人までの雇用が助成の対象となります。

この助成金を受けるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。まず、雲南市外からUターンやIターンで来た人や市内在住者、市外の事業所から転職してきた人を雇用した事業主であること。さらに、その雇用者を正社員として3ヶ月以上勤務させ、かつ入社支度金などを支給した事業主が対象となります。

正社員としての雇用条件については、雇用期間の定めがない常勤の従業員として雇用されていること、雇用保険法に基づく被保険者であることが求められます。また、入社支度金とは、雇用者の転居に関わる費用などに対して事業所内の規定に基づき支給される手当を指します。

この事業に関する詳細な情報や申請に必要な書類は、雲南市の公式ウェブサイトからダウンロードできます。興味のある事業主の方は、ぜひご確認ください。

⇒ 詳しくは雲南市のWEBサイトへ