2024年9月7日
労務・人事ニュース
最大36か月分の賃借補助あり!鳥取県支え愛就労環境整備補助金で月3万円支援
令和6年 鳥取県支え愛就労環境整備補助金
鳥取県が実施する「支え愛就労環境整備補助金」は、障がい者や中間的就労体験者を新たに正規雇用する県内事業者を対象とした支援制度です。この補助金の対象となる事業者は、県内で事業を営んでいる企業や団体であり、特に次の要件を満たす必要があります。第一に、障がい者および中間的就労体験者を新たに正規雇用する事業者、もしくは中間的就労体験者を新たに正規雇用する事業者です。ここでいう中間的就労体験者とは、鳥取県が行う低所得者等を対象とした就労支援事業に参加し、一般就労に向けた準備を進めている方々を指します。
補助金の対象となる経費には、就労困難者が働くために必要な施設・設備の整備や改修費用、机やロッカー、パソコンなどの備品購入費、さらには制服などの必要経費が含まれます。これらの経費に対する補助率は2/3であり、具体的な補助金額は以下の通りです。まず、施設や設備の改修・購入の場合は、100万円に新たに正規雇用する就労困難者の人数を乗じた金額が支給されます。また、賃借する場合には、月3万円に新たに正規雇用する就労困難者の人数を乗じた金額が支給され、最長で36か月分が上限となります。
申請に際しては、必要な書類をダウンロードして作成することが求められます。交付申請書の他、事業計画書や収支予算書の提出が必要であり、計画書には新たに正規雇用する者の雇用保険の資格取得を確認できる書類や、障がい者の雇用であることを証明する書類を添付する必要があります。また、実績報告時には、補助金実績報告書や事業報告書、収支決算書を提出することが求められます。
申請は、電子申請システムで行うか、郵送または持参によって行うことができます。電子申請の場合は、「とっとり電子申請サービス」を利用し、郵送や持参の場合は、鳥取県商工労働部雇用人材局雇用・働き方政策課まで送付することとなります。
この補助金は、障がい者や就労に困難を抱える人々の雇用を促進し、県内の企業や団体がより多くの人々を受け入れる環境を整備することを目指しています。興味のある事業者は、早めに準備を進め、期限内に申請を行うことをお勧めします。
⇒ 詳しくは鳥取県のWEBサイトへ