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2024年12月19日

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最大818万円の補助!北九州市居住誘導促進事業で移転支援を実現

令和6年 北九州市居住誘導促進事業補助金

北九州市では、居住環境の改善と災害に強いまちづくりを推進するため、「北九州市居住誘導促進事業補助金」を提供しています。この補助金は、市街化調整区域や土砂災害リスクがある地域から、市内の「居住誘導区域」への移転を希望する方々を対象としています。補助金制度の目的は、利便性が高く生活サービスやコミュニティが持続的に確保される区域への移転を促進し、安全で安心な暮らしを支えることにあります。

補助金の対象となる条件として、現在居住している区域が市街化調整区域、または土砂災害特別警戒区域、土砂災害警戒区域である必要があります。また、移転先は北九州市が定める「居住誘導区域」に限定されており、この区域の詳細は都市計画課で確認が可能です。これにより、災害リスクの低減と持続可能な都市環境の形成を目指しています。

補助金の対象となる事業には、住居移転に伴う引越し費用、既存住宅の除却や整地にかかる費用、移転先の住宅建設や購入の際に発生する借入金の利子が含まれています。それぞれの事業に対して上限額が設定されており、例えば住居移転事業においては最大で97万5千円、既存住宅除却および整地事業では300万円まで補助を受けることが可能です。さらに、移転先の住宅建設や購入にかかる利子についても421万円を上限に支援が提供されます。これらをすべて組み合わせることで、最大で818万5千円の補助金を受け取ることができます。

補助金を申請するためには、いくつかの条件が設けられています。まず、移転前の住宅は解体する必要があります。また、その跡地は新たな住宅の建設や居住用地として利用してはならないとされています。この条件は、災害リスクの低減と市街化調整区域内の無秩序な開発を防ぐために設けられています。

申請の流れとしては、まず事前相談を行うことから始まります。都市計画課にて、補助金の対象条件や申請手続きの詳細について確認する必要があります。その後、事業認定申請を行い、認定を受けた後に補助金交付申請を提出します。申請が受理され、交付決定を受けた後に移転や住宅購入などの事業を実施します。事業完了後には、実績報告書を提出し、審査を経て補助金が確定します。最終的には補助金請求を行い、交付金を受け取る流れとなります。

この補助金制度は、災害に強い街づくりを実現するとともに、居住環境の向上を目指すものです。市街化調整区域や土砂災害リスクの高い地域に住む方々にとって、生活の安心感と利便性を同時に高める大きな助けとなります。補助金の申請を検討している方は、まず都市計画課で事前相談を行い、対象条件や手続きについてしっかりと確認することをお勧めします。市が提供する支援を最大限に活用し、安全で快適な新生活の第一歩を踏み出してください。

⇒ 詳しくは北九州市のWEBサイトへ

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