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2024年4月4日

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最新版!公共建築工事の予定価格設定をサポートする『営繕積算方式』マニュアル

『営繕積算方式』活用マニュアルを改訂しました ~公共建築工事の適正な予定価格の設定をサポート~(国交省)

国土交通省が公共建築工事のための『営繕積算方式』活用マニュアルを最新版に更新しました。このマニュアルは、公共工事の品質確保を目指し、工事の予定価格を適正に設定する方法を示しています。新しい版では、令和6年から開始される働き方改革の一環として、熱中症対策や週休二日制を推進する工事の取り組みが追加されています。

マニュアルの改訂では、資材価格の上昇や納期の遅れといった最近の社会情勢を反映し、費用変動に対応するスライド条項の運用方法や、工事中断時の追加費用の計算方法についても詳細に説明しています。特に木造建築物の数量算出に関する新しいガイドラインが導入され、小規模な木造建築に関する詳細な情報が提供されています。

この改訂版は、地方整備局や都道府県、政令指定都市に配布され、各種会議や公共建築相談窓口での個別相談を通じて広く情報が提供されます。これにより、『営繕積算方式』の理解を深め、公共建築工事における品質と効率の向上を目指すことが期待されています。

公共建築工事の発注者や関連業者にとって、このマニュアルは貴重な資源となり、予定価格の適正な設定や効率的な工事運営に貢献することでしょう。国土交通省は、公共建築工事の品質向上を図りながら、業界全体の働き方改革を支援するために、今後も継続的に情報提供とサポートを行っていく予定です。

この取り組みは、公共建築工事を取り巻く環境の変化に適応し、効率性と安全性を高めることを目指しています。国土交通省は、公共建築工事の発注者や施工者に対し、最新の情報と技術を提供することで、より良い建築環境の実現に貢献しています。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ

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