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2024年4月10日

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最新発表!令和5年12月の不動産価格指数、住宅はわずかに上昇、商業用は前期比で大幅アップ!

不動産価格指数(令和5年12月・令和5年第4四半期分)を公表 ~不動産価格指数、住宅は前月比0.9%上昇、商業用は前期比1.9%上昇~(国交省)

国土交通省が最新の不動産価格指数を発表しました。このデータによると、住宅関連の価格がわずかに上昇していることが示されています。令和5年12月の住宅価格指数は、前月比で0.9%増加し、指数は137.1に達しました。詳細を見ると、住宅地は0.1%の微減を示し、114.6を記録。戸建て住宅は2.0%上昇し、118.5となりました。一方、マンション(区分所有)は1.2%増加し、196.2に達しました。

商業用不動産の市場も同様に成長を見せています。令和5年の第4四半期では、商業用不動産の価格指数が前期比で1.9%上昇し、140.7を記録しました。内訳としては、店舗が前期比で1.9%減少し149.2、オフィスは3.0%の増加で169.4、マンション・アパート(一棟)は4.1%上昇し164.3となりました。

これらの数値は、2010年の平均価格を100とした場合の比率で示されています。国土交通省はこれらのデータを速報値として公表し、初回公表から3ヶ月間の期間で改訂が行われる予定です。

この統計は、不動産市場の現状を反映し、特に住宅や商業用不動産の動向を理解する上で重要な指標となります。不動産業界に関わる人々にとって、これらの情報は投資判断や市場分析を行う上で貴重なデータとなるでしょう。

住宅価格のわずかな上昇は、市場の安定感を示しているかもしれませんが、同時に住宅取得におけるコストの増加も意味しています。一方、商業用不動産の部門では、オフィスやマンション・アパートの一棟物件の価格上昇が目立ち、投資家や事業主にとっては注目の動きです。

このように不動産市場は、さまざまな要因によって変動し、多くのステークホルダーにとって関心の高い領域です。今後も定期的に発表される不動産価格指数を通じて、市場の動向を注視することが重要です。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ