労務・人事ニュース

  • TOP
  • お知らせ
  • 労務・人事ニュース
  • 月と明るい惑星たちの接近 2025年3月の木星と火星との接近シーンを見逃さないためのポイント

2025年1月5日

労務・人事ニュース

月と明るい惑星たちの接近 2025年3月の木星と火星との接近シーンを見逃さないためのポイント

月が木星、火星に接近(2025年3月)(国立天文台)

2025年3月、夜空の観察が好きな人々にとって見逃せない天文現象が訪れます。この月、月が木星と火星という2つの明るい惑星に相次いで接近します。特に、3月6日から9日にかけて東京などの南の空で観察できるこの現象は、天文愛好家のみならず、一般の方々にも注目されるでしょう。

まず、3月6日には月が木星に接近します。木星はこの時期、マイナス2.3等という非常に明るい輝きを放ち、夜空で目立つ存在となっています。19時頃、東京の南の空で木星のそばに月が浮かび上がり、美しい光景を作り出します。この接近は天体望遠鏡や双眼鏡を用いるとさらに詳細に観察することができ、木星の衛星や月の表面のクレーターも楽しむことができるでしょう。

続いて、3月8日と9日には月が火星に接近します。火星はマイナス0.1等の輝きで夜空に浮かび、月と共に赤い輝きを放つ姿は一際目を引きます。特に9日9時30分頃には、月と火星が最も接近する瞬間を迎えます。このとき火星は月から満月の約1.5倍の距離にまで近づきます。ただし、この時間帯は日本では地平線の下に位置しているため、直接見ることはできません。それでも、8日と9日の夜には月と火星が比較的近い位置にある様子を確認できるため、夕方から夜にかけて空を見上げてみると良いでしょう。

なお、天文現象を観察する際は、街明かりの少ない場所を選ぶことがポイントです。また、双眼鏡や天体望遠鏡を使うことで、より鮮明に見ることができます。観察の準備として、月や惑星の出入り時刻を事前に調べると便利です。国立天文台の暦計算室ウェブサイトでは、各地の天文現象に関する詳細な情報を提供しています。「今日のほしぞら」や「暦象年表」を活用すれば、観察の計画を立てやすくなるでしょう。

このように、2025年3月は月と木星、火星の接近を楽しめる特別な時期となります。晴天が続けば、幻想的な夜空の景色を多くの人が楽しむことができるでしょう。ぜひこの機会に夜空を見上げて、宇宙の広がりを感じてみてください。

⇒ 詳しくは大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 国立天文台のWEBサイトへ

パコラ通販ライフ