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2024年12月16日

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有機農業推進の全国集会、令和7年1月16日にオンライン開催

令和6年度オーガニックビレッジ全国集会の開催及び参加の募集について(農水省)

令和6年12月4日、農林水産省は「令和6年度オーガニックビレッジ全国集会」の開催と参加者募集について発表しました。この集会は、政府が掲げる「みどりの食料システム戦略」の一環として、2050年までに有機農業の取り組み面積を耕地面積の25%に拡大するという目標に向けた重要な取り組みです。有機農業の促進と持続可能な地域社会の構築を目指し、地域レベルで有機農業の推進に取り組む「オーガニックビレッジ」の取り組みをさらに拡大するための情報共有と議論の場として位置づけられています。

この集会は、令和7年1月16日にZoomを用いたオンライン形式で行われ、全国の市町村や事業者が参加します。具体的には、すでに129市町村で開始されているオーガニックビレッジの取り組みについて、各市町村の代表者がその背景や工夫を発表します。今回取り上げられる市町村には、北海道旭川市、宮城県大崎市、茨城県常陸大宮市、富山県南砺市、宮崎県綾町が含まれます。また、有機農産物の流通促進に取り組む事業者として、イオントップバリュ株式会社や株式会社雨風太陽、株式会社アイモバイルなどが、先進的な事例を紹介します。これらの発表を通じて、各地域や事業者の知見が共有され、次なる目標である2030年までの200市町村達成に向けたさらなる加速が期待されています。

農林水産省は、今回の集会で「有機の日」(12月8日)の取り組み報告も予定しており、有機農業推進における政策の一貫性をアピールする機会ともなっています。

傍聴は1,000名程度を対象に受け付けており、Zoomを通じて参加する形式です。参加希望者は、事前に専用リンクから必要事項を記入の上、申し込みを行う必要があります。申込締切は令和7年1月9日であり、申し込みの際には氏名や連絡先などの情報が求められます。参加者には、集会の前日までにZoomリンクが案内される予定です。また、集会の資料は後日農林水産省のホームページで公開される予定です。

報道関係者についても、専用の申し込みフォームが用意されており、会議冒頭のみカメラ撮影や録音が可能とされています。ただし、参加枠には限りがあり、先着順での受付となるため、早めの申し込みが推奨されています。

今回の全国集会は、有機農業のさらなる推進と地域社会の活性化に向けた重要なステップとなるでしょう。持続可能な農業と地域づくりに関心を持つ多くの人々が、情報を共有し議論を深める場として意義深いものになると期待されています。興味のある方は、ぜひ応募を検討してみてください。

⇒ 詳しくは農林水産省のWEBサイトへ

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