2024年10月27日
労務・人事ニュース
有田市、インバウンド受入強化へ!中小企業向け環境整備補助金で最大30万円の支援を実施
令和6年 有田市インバウンド受入環境整備補助金
有田市は、2025年までにインバウンド(訪日外国人観光客)1万人誘致を目指しており、その一環として「インバウンド受入環境整備補助金」を実施します。この補助金は、令和6年度から令和7年度にかけて、市内の中小企業や個人事業主、特定非営利活動法人がインバウンド対応の環境整備を行う際の費用の一部を支援するものです。市内に本社や事業所を持つ企業や団体が対象となり、補助金の上限額は30万円で、補助対象経費の2分の1が支給されます。
補助対象事業には、訪日外国人向けの多言語表示の整備や、自社ウェブサイトやパンフレットの多言語化、訪日外国人対応の研修やキャッシュレス決済の導入が含まれます。例えば、看板やメニューの翻訳費用、パンフレットの作成費用、外国人対応研修の講師謝礼、キャッシュレス決済端末の購入費用などが対象となります。ただし、日本国内のみで普及している決済方法の導入や、ECサイトの多言語化は対象外です。
補助金を申請するには、令和6年度中に事業を完了させる必要があり、事業計画書や見積書、市税完納証明書などの必要書類を提出する必要があります。申請の受付は令和6年4月1日から開始され、予算額に達し次第、受付が終了となります。補助金の申請書類や実績報告書のフォーマットは、有田市の公式ウェブサイトからダウンロード可能です。
また、他の補助金との併用も可能で、例えば有田市魅力発信動画等製作補助金を先に申請し、その自己負担額をこの補助金の対象経費とすることができます。この場合、他の補助事業が併用を認めていることが条件です。
補助金交付の決定後は、事業完了後に実績報告書を提出し、補助金額が確定されます。その後、交付請求書を提出することで、補助金が支給されます。これらの申請プロセスに関しては、公式の交付要綱や申請書類を確認することが重要です。
有田市が掲げるインバウンド誘致の目標達成に向け、この補助金は市内の事業者にとって大きな支援となることでしょう。特に多言語対応やキャッシュレス決済の導入は、外国人観光客の利便性向上に直結するため、積極的な活用が期待されています。申請を希望する方は、早めに準備を進め、受付終了前に必要書類を提出することをお勧めします。
⇒ 詳しくは有田市のWEBサイトへ