労務・人事ニュース

サッポロ・ヘルスケアビジネス・サポートプログラム2024

札幌市が、ヘルスケア産業のイノベーションを目指す新たな取り組み、「サッポロ・ヘルスケアビジネス・サポートプログラム2024」を立ち上げました。このプログラムは、札幌発のヘルスケアビジネスを世界に向けて推進し、地域経済の活性化を図ることを目的としています。

札幌市は、特に健康や福祉、医療を軸にしたヘルスケアビジネスの拡大を見込み、様々な業種・業態の企業や組織を対象に事業提案を募集します。

プログラムでは、医療、介護、食、IT、観光、ものづくりなど、健康をテーマにしたビジネスアイデアを持つ中小企業やNPO、個人事業主、創業予定者などが対象です。提案された事業は、新規性や実現可能性、札幌市のヘルスケア課題への貢献度などに基づいて評価され、厳正な審査を経て、最終的に5件の事業が選ばれる予定です。

選定された事業者には、経営課題の解決や市場ニーズの獲得を支援するため、専門家による月1回のアドバイス提供や事務局によるマネジメント支援が提供されます。また、製品やサービスの試験販売を目的とした最大50万円の補助金が、対象経費の半額まで支給されることになっています。

応募資格は、札幌市内に事業所を有する中小企業やNPO、個人事業主等で、市税の滞納がなく、反社会勢力との関連がないことが条件です。応募期間は2024年4月5日から5月31日までとされており、提案された事業は書類審査およびプレゼンテーションを通じて評価されます。支援期間は約8か月間で、採択者は2025年2月中旬まで各種支援を受けられます。

このプログラムは、札幌市が地域のヘルスケアビジネスの可能性を広げ、新たな価値創造を目指しています。地域経済の発展だけでなく、人々の健康や福祉の向上にも貢献することが期待されています。

⇒ 詳しくは札幌市のWEBサイトへ