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2024年10月27日

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松江市農水商工連携助成金で新商品開発支援、最大10万円の補助

松江市 まつえ農水商工連携事業助成金

松江市における農水商工連携事業助成金は、市内の農林漁業者と商工業者が連携し、新しい商品やサービスの開発や改良、さらには販路の拡大をサポートするための助成制度です。これは、地域の特産品や市内産品を活かし、市場のニーズに応じた新しいビジネスモデルの構築を目指す取り組みです。

この助成金は、2つの主要な分野で支援を行っています。まず、新商品開発および商品改良を目的とした「新商品開発・商品改良支援事業助成金」では、開発にかかる費用の一部を助成し、対象経費の3分の2までが補助され、上限は10万円です。商品改良に関しては、対象経費の2分の1が助成され、同じく上限額は10万円です。この支援を通じて、企業が新たなアイデアを実現し、製品をより競争力のあるものにすることが可能となります。

次に、「販路拡大支援事業助成金」では、新商品や改良商品を広く市場に展開するための支援が行われます。この助成金も対象経費の3分の2までが補助され、上限額は10万円です。市内外でのイベント参加や商談会への出展にかかる費用が支援されるため、事業者がより多くの顧客やパートナーに商品を紹介し、販路を広げるチャンスが広がります。

申請手続きに関しては、交付要綱を確認し、必ず事前に協議会事務局に相談することが推奨されています。申請は、所定の申請書類を提出する形で行われ、書類は持参、郵送、またはメールで送付することが可能です。なお、郵送での提出の場合、申請は期日内に必着となります。

松江市の農水商工連携推進協議会は、農林漁業者と商工業者がそれぞれの強みを活かして共同で新しい価値を生み出すことを目的としています。単独では実現が難しい商品やサービスの開発を協力して行うことで、地域経済の活性化を図るだけでなく、松江市の特産品や地域資源をブランド化し、持続可能な経済成長を目指します。

さらに、協議会は特産品のPRと販路拡大にも力を入れており、首都圏でのリアルイベントや市内外での商談会・相談会などに積極的に参加しています。これにより、地元産品の認知度を高め、新たな販路を開拓するだけでなく、事業者間のネットワーキングの機会を提供し、異業種ビジネスマッチングの場としても機能しています。

2024年1月29日には、異業種ビジネスマッチングをテーマにした事業者研修会が予定されており、参加者同士が直接交流し、新たなビジネスチャンスを掴む機会が設けられます。また、協議会はInstagramやFacebookを活用して、イベントや商品の情報を発信しており、SNSを通じて地域内外に向けた情報発信を強化しています。公式のSNSアカウントでは、協議会の取り組みや、助成金を活用して開発された商品の紹介などが定期的にアップデートされています。

このように、松江市の農水商工連携事業助成金は、地元の農林漁業者と商工業者が力を合わせて新たなビジネスを展開するための大きな支援を提供しています。地域資源を最大限に活用し、経済的な成果をあげることで、松江市全体の活性化にも繋がる重要な取り組みです。興味のある事業者は、詳細を確認し、ぜひこの機会に助成金を活用してみてください。

⇒ 詳しくは松江市のWEBサイトへ

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