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2024年5月10日

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次世代の建設技術が月を目指す!国土交通省と文部科学省が連携し推進する宇宙建設革新プロジェクト

令和6年度の宇宙無人建設革新技術開発を開始します ~近い将来の月面での建設を目指し、地上の建設技術を高度化~(国交省)

令和6年度に向けて、日本は宇宙建設技術の革新を目指し、特に月面での建設活動を視野に入れた斬新な取り組みを進めています。国土交通省と文部科学省が協力して推進するこのプロジェクトは、「宇宙建設革新プロジェクト」と名付けられ、宇宙開発利用加速化戦略プログラム、通称スターダストプログラムの一環として位置づけられています。

このプロジェクトの目標は、月面での建設作業を自動化し、無人での施工を可能とする技術の開発です。具体的には、遠隔操作や自動化技術を用いた建設機械の開発、建材の製造技術、そして簡易施設の建設に関する技術が研究開発されます。これにより、月面基地の構築やその他のインフラ整備が現実のものとなる見込みです。

技術開発の具体的な内容には、地球上での実験やシミュレーションによる検証が含まれており、月面の環境を模倣した試験や研究が行われます。たとえば、実際の月の土質や重力条件を再現した環境下での掘削作業や建材の製造プロセスがテストされることになります。

このプロジェクトは、複数の民間企業や研究機関が協力し、様々な技術を統合して開発を進めています。例えば、大成建設、鹿島建設、清水建設などが参加し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や国内外の大学とも連携しています。

問い合わせ先やプロジェクトに関連する情報は、国土交通省のウェブサイトや直接問い合わせることで得られる情報が豊富にあり、これらの技術が将来的にどのように宇宙開発に貢献するかの概観を提供しています。

今後、この技術が完成し、実際に月面での建設が始まることにより、地球外での生活基盤構築の夢が一歩前進することになります。これは科学技術だけでなく、人類の新たなフロンティアを切り拓く大きな一歩となるでしょう。

⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ