2024年7月17日
労務・人事ニュース
武雄市、防災活動支援に最大30万円の補助金を提供
令和6年 武雄市自主防災組織活動事業費補助金
武雄市では、災害による被害を防止・軽減するために、平時から自主的に防災活動を行う組織に対し、補助金を交付することが決定しました。この補助金は、以下のようなさまざまな活動や必要な資機材の購入に対して支給されます。
まず、防災活動に関する補助金では、炊き出し訓練、初期消火訓練、救出・救護訓練、情報収集・伝達訓練、避難訓練、防災講話・講演会の開催、防災マップの作成などが対象となります。具体的には、炊き出し訓練においては食料の購入費が補助され、1事業者あたり2万円を上限としています。他の補助金との併用はできません。また、初期消火訓練では消火薬剤の詰め替え経費、救出・救護訓練では放送機器やテントの借上料などが対象となります。防災講話・講演会の開催では、会場借上経費、資料作成経費、講師への謝礼などが補助されます。
次に、防災用資機材の備蓄に対する補助金も設けられています。情報収集伝達用具としては、ラジオ、トランシーバー、拡声器、メガホンなどの購入費用が補助され、1事業者あたり30万円を上限としています。初期消火用具としては消火器やバケツの購入費用が、救出用具としてはチェーンソーやスコップ、ハンマーなどの購入費用が補助対象となります。また、救護用具として担架や救急用具、毛布などの購入費用も補助されます。さらに、避難誘導用具や災害時生活用具、防災衣服などの購入費用も補助対象となっています。
防災士の養成に関しても、佐賀県地域防災リーダー養成講座を受講し、防災士資格を取得するための受験料や認証登録料が全額補助されます。この補助金は他の補助金との併用はできません。
補助金の申請期限は令和7年3月31日までとなっています。詳細な申請手続きや要件については、武雄市の担当部署にお問い合わせください。各自主防災組織は、この機会を活用し、地域の防災力向上に努めることが期待されています。
⇒ 詳しくは武雄市のWEBサイトへ