2024年8月8日
労務・人事ニュース
歩行空間ネットワークデータ仕様が改定!電動車椅子と自動配送ロボットの普及を見据えた効率的な更新手法を導入
歩行空間ネットワークデータ整備仕様を改定しました ~効率的なデータ整備・更新によるバリアを考慮した歩行者ナビサービス等提供の更なる促進に向けて~(国交省)
令和6年7月30日、政策統括官付から歩行空間ネットワークデータ整備仕様が改定されたことが発表されました。この改定は、電動車椅子や自動配送ロボットの普及を見越して、データ整備と更新をより効率的に行えるようにすることを目的としています。この新しい仕様により、従来の自治体が提供するバリアフリーマップや詳細なバリアフリーナビだけでなく、簡易版のバリアフリーナビや自動配送ロボットにも幅広く活用できるようになります。
国土交通省は、誰もが自由に自律的に移動できるユニバーサル社会の実現を目指し、歩行空間における移動支援サービスの普及と高度化を推進しています。2018年3月に公表された歩行空間ネットワークデータ整備仕様を基に、データの整備や更新、オープンデータ化が進められてきました。
しかし、従来のデータ整備には多くの時間と労力が必要であるという課題がありました。今回の改定では、情報項目の仕分けを行い、より効率的にデータを整備できるようにしました。また、電動車椅子や自動配送ロボットの性能差にも対応できる仕様に変更され、歩行空間を利用するすべての人やロボットにとって使いやすいデータとなることを目指しています。
さらに、車椅子や自動配送ロボットの走行軌跡を活用したデータ整備や更新にも対応できるようになりました。これにより、歩行空間ネットワークデータの整備と更新がより効率的に行えることが期待され、バリアを考慮した歩行者ナビサービスの提供が一層促進されるでしょう。改定の主なポイントは、簡易な計測によるデータ整備と更新、モビリティの性能を考慮した仕様変更、そしてモビリティ等の走行軌跡を活用したデータ整備と更新に対応できる点です。
新しい歩行空間ネットワークデータ整備仕様は、国土交通省のウェブサイトからダウンロードすることができます。また、バリアフリーマップ作成時に活用できる施設のバリアフリー情報をまとめた施設データの整備仕様についても、今年度中の策定を目指して議論が行われています。そのため、当面の間は2018年3月の旧仕様に基づいて整備を進めることになります。
今回の改定により、歩行空間を利用するすべての人々やロボットにとって、より快適で安全な移動が可能になることが期待されています。新しい仕様の詳細を確認し、ぜひ活用してみてください。
タイトル候補として、以下のものが考えられます。歩行空間データ仕様が改定され、電動車椅子やロボットに対応したことで、移動支援サービスの効率化が進むと期待されています。新しいバリアフリーデータ仕様によって、効率的な更新が可能になり、移動支援がさらに強化されます。電動車椅子対応の歩行空間データ仕様が刷新され、国土交通省は歩行空間データ仕様を改定して効率化を図っています。
自動配送ロボットにも対応する新しい歩行空間データ仕様が公開され、バリアフリーナビが強化されることが期待されています。車椅子やロボットにも対応した歩行空間データの新仕様が発表され、バリアフリーナビの強化に向けた歩行空間データ仕様の改定ポイントが示されました。国土交通省は、歩行空間データ仕様を効率化し、バリアフリーの促進を図ることを目指しています。新しい歩行空間データ仕様により、電動車椅子とロボットに対応し、利便性が向上することが期待されています。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ