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2025年5月24日

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江津市で地域起業を目指すなら今、Go-Con2025のエントリー受付が5月19日開始

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受賞後の創業率が高いGo-Con、地域資源を活かした事業モデルで起業家を支援

島根県江津市において、地域資源の活用や地域課題の解決を目的としたビジネスプランの発掘・支援を行う「江津市ビジネスプランコンテスト(通称:Go-Con)2025」のエントリー受付が、2025年5月19日より開始されました。このコンテストは、2010年から継続的に開催されており、今年で15周年を迎える節目の年となります。これまでに累計37名の受賞者が新たなビジネスをスタートさせており、地域創生型の起業支援事業として全国的にも注目されています。

Go-Conの最大の特徴は、「人」に焦点を当てた支援姿勢にあります。企業誘致ではなく、起業という個人の意志と行動を尊重する姿勢は、江津市が掲げる「創造力特区」というコンセプトにも表れています。地域にある課題や資源をどう活かし、新たな価値を生み出すか。そのアイデアと熱意こそが評価されるコンテストであり、地域での事業展開を目指すすべての人にとって、起業の第一歩を踏み出す絶好の機会といえるでしょう。

今回のGo-Con2025では、大賞受賞者に対し、100万円の活動資金が贈呈されます。これは単なる賞金ではなく、事業の初期費用としての活用が期待されており、設備投資や商品開発、広報活動などに自由に使うことが可能です。こうした資金的なサポートに加え、コンテストの事前・事後には、江津市内の支援機関によるビジネスプランのブラッシュアップ支援も行われます。具体的には、収支計画の策定、事業コンセプトの明確化、プレゼンテーション技術の指導などが含まれ、単なるイベントにとどまらない、伴走型支援が展開されている点がこのコンテストの大きな魅力です。

審査は2段階で行われます。一次審査では書類によるビジネスプランの内容が評価され、ここで通過した応募者は、12月頃に実施される予定の最終審査(プレゼンテーション)へと進みます。最終審査では、江津市内外から100名以上が来場する公開型イベントとして開催されるため、受賞の有無にかかわらず、自らのプランを広く発信し、応援者やパートナーを獲得する貴重な機会となります。

応募締切は2025年8月4日となっており、参加希望者は所定のエントリー手続きを完了する必要があります。また、プランの提出に際しては、江津商工会議所や桜江町商工会、NPO法人てごねっと石見などが中心となり、相談やアドバイスの機会も設けられています。事業計画書の作成に不安がある方や、アイデアはあるが形にする方法が分からないといった方でも、専門的なサポートを受けながら準備を進めることができます。

地域資源を活用した持続可能な事業モデル、観光や農業、福祉、教育、環境といった地域の課題に応えるソーシャルビジネスなど、多様なジャンルのビジネスプランが応募対象となります。過去には地元の木材を使った製品開発や、高齢者の生活支援サービス、地域特産品を活用した飲食事業などが受賞しており、地域社会とのつながりを重視した視点が評価のポイントとなっています。

企業の採用担当者にとっても、Go-Conのようなコンテストは人材発掘の観点から非常に有意義です。こうした場で自らのビジネスプランを構築し、プレゼンテーションに臨む人材は、課題発見力、企画力、行動力、そして他者と協働するコミュニケーション能力を兼ね備えている可能性が高く、将来的な社内起業や新規事業部門で活躍できる逸材としてのポテンシャルを秘めています。実際に、コンテストをきっかけに企業とのマッチングが進んだ事例も存在しており、採用戦略の一環としてこうした地域の取り組みに注目することは、新たな人材層へのアプローチ手段となるでしょう。

江津市では、行政・金融機関・支援団体が連携した強固な支援体制を構築しており、ビジネスプランの実現に向けた資金調達や販路開拓、PR活動に至るまで、多面的なバックアップが受けられます。地域全体が起業家を応援する風土を持っている点も、他地域にはない大きな魅力です。

⇒ 詳しくは江津市ビジネスプランコンテストのWEBサイトへ

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