2024年9月2日
労務・人事ニュース
津和野町が中規模農業者向けに最大50万円支援!2024年8月から9月末まで農業用機械導入補助金を受付
令和6年 津和野町中規模農業者農業用機械導入支援事業補助金
津和野町では、地域の農地を維持するための新たな取り組みとして、中規模農業者を対象にした農業用機械の導入支援補助金が設けられました。近年、町内で耕作を行う農業者が減少し、有休農地が増加する傾向が見られています。これに対処するため、各集落で一定規模以上の農地を耕作する中規模農業者が、引き続き耕作を続けることが重要となっています。
この補助金制度は、農業機械の購入を支援することで、農地の維持と耕作の継続を促進することを目的としています。補助金の対象となる機械には、トラクターや田植え機、コンバイン、乾燥機などが含まれ、価格が20万円以上であることが条件です。また、中古機械の場合は、残存耐用年数が1年以上であることが求められます。
補助金の対象者は、概ね50a以上の農地経営面積を有する農業者であり、自らの経営農地だけでなく、他者の農地に対する農作業も含まれます。ただし、認定農業者や認定新規就農者は対象外となります。また、地域計画において地域の農業を担う者として位置づけられていることが条件ですが、地域計画が策定されるまでの期間はこの限りではありません。
補助金の額は、農業用機械の導入にかかる費用の10分の2以内で、上限は50万円です。申請は2024年8月1日から9月30日まで受け付けており、応募が多数の場合は、受付順で審査が行われます。申請の際には、事前に農林課への相談が必要であり、交付決定前に機械を購入した場合、補助の対象外となるため注意が必要です。
補助金の交付は、農業機械の購入後に必要な書類を提出した後に行われます。提出書類には、実績報告書、請求書や領収書の写し、収支精算書、通帳の写しなどが含まれます。これらを提出し、審査が完了した後、補助金が支給されます。
津和野町の農業者の皆様は、この機会を活用して、農業機械の導入を検討してみてはいかがでしょうか。地域の農業を支えるための重要な支援策となるこの補助金をぜひご活用ください。
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