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2024年3月31日

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浅口市、新規企業設立を後押し!製造工場・研究所立地支援の奨励金制度

浅口市企業立地促進奨励金

浅口市では、新しい製造工場や研究所などを市内に設立する企業に対して、金銭的な援助を提供する奨励金制度を実施しています。この制度は、市内に新たな施設を建設し、事業を開始する企業を支援することを目的としています。市による支援を受けることを考えている企業は、早期に市との相談をおすすめします。

令和6年1月に改訂されたこの制度は、特に大企業における新規雇用創出の基準を緩和し、新規設立だけでなく既存建物の取得や増設も支援の対象としました。さらに、岡山県の新企業立地促進補助金との併用も可能です。

対象となるのは、製造業に関連する工場や工業製品、バイオテクノロジー、光通信、電気通信に関わる研究所、ソフトウェアハウス、システムハウス、高度情報処理産業、高度な機械修理業、ディスプレイ業、非破壊検査業、デザイン業、機械設計業、エンジニアリング業などです。

この奨励金制度では、新設工場の場合は土地取得後3年以内、増設の場合は10年以内に建設を開始することが求められます。また、既存建物を取得した場合は、取得後1年以内に操業を開始するか建物の改修に取りかかる必要があります。

資金面では、大企業は固定資産投資額が2億円以上、中小企業は1億円以上が条件です。雇用創出についても、大企業は新規常用雇用者数が20人以上、中小企業は10人以上が必要とされます。

奨励金の補助率は、土地に関する固定資産評価額の1.0%、家屋や償却資産の取得額の2.5%で計算され、奨励金の上限は1.5億円です。増設の場合、この補助率は半額になります。

申請プロセスは、工事開始や操業開始の30日前までに認定申請を行い、その後奨励金の交付申請をする必要があります。申請後、内容が適切であると認められれば、奨励金の交付が決定されます。

浅口市は、地域経済の活性化と雇用創出を目的としたこの奨励金制度によって、企業の新設や拡張を積極的に支援しています。興味のある企業は、市の産業建設部工業団地推進室までお問い合わせください。

⇒ 詳しくは浅口市のWEBサイトへ