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2025年2月14日

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海外人材と日本企業の橋渡しへ!「JETRO Overseas University Connect 特別版」京都先端科学大学と共催(申込締切2月21日 17時まで)

「JETRO Overseas University Connect 特別版」を 京都先端科学大学と共催(JETRO)

ジェトロは、京都先端科学大学と共催で「JETRO Overseas University Connect 特別版」を開催する。本イベントは、海外の優秀な人材が日本で活躍することを後押しする「高度外国人材活躍推進」の取り組みの一環として実施される。これまでジェトロは、海外の有力な大学を日本企業に紹介することで、グローバルな人材の採用を支援してきたが、今回は特別版として京都先端科学大学の先進的な教育プログラムや留学生支援の取り組みを紹介する。

京都先端科学大学は、2019年に改名し、2020年には工学部を設置して以来、世界50カ国以上から留学生を受け入れている。現在、同大学の在籍学生の約12%が留学生であり、特に工学部においてはその割合が60%に達している。同大学は、国際的な教育環境の整備を進めており、今年9月には経済経営学部とバイオ環境学部に「英語で学ぶ」国際コースを新設する予定である。こうした取り組みは、世界で活躍できる人材を育成し、日本の企業との連携を深めるためのものとなっている。

今回のイベントでは、京都先端科学大学が実施する「キャップストーンプロジェクト」も紹介される。このプロジェクトは、工学部の3年生と4年生が、企業が抱えるビジネス課題に取り組み、解決策を模索するという実践的な学習プログラムである。「キャップストーン」とはピラミッドの頂点に置かれる最後の石を指し、このプログラムは学びの集大成として位置付けられている。学生は国内外の企業と協力し、課題解決に向けた実践的な取り組みを行うため、企業側にとっても新たな視点を得られる機会となる。

また、同大学の留学生を採用した実績のある企業が登壇し、実際の採用事例や人材活用の具体的な内容についてプレゼンテーションを行う。今回は、株式会社テクノ高槻とフクシマガリレイ株式会社が登壇し、グローバル人材の採用と活用に関する経験を共有する予定である。さらに、イベント終了後には、会場参加者を対象に京都先端科学大学のキャンパスツアーも実施される。これにより、大学の教育環境や留学生の学習の様子を実際に見ることができる。

本イベントは、2月26日の14時から16時まで京都先端科学大学のフューチャーセンターで開催され、オンライン配信も行われる。オンライン参加の場合は14時から15時までの配信となる。参加対象は、留学生や理系学生の採用に関心のある企業で、参加費は無料となっている。参加申し込みはイベントページから行うことができ、会場参加の申し込み締め切りは2月21日の17時まで、オンライン参加の申し込み締め切りは2月25日までとなっている。

このイベントは、日本企業がグローバル人材とどのように連携し、活用できるのかを知る貴重な機会となる。特に、留学生の採用に関心を持つ企業にとっては、実際の採用成功事例や教育プログラムの詳細を知ることで、自社に適した人材採用のヒントを得ることができる。京都先端科学大学の取り組みは、今後の日本企業の人材戦略にとって重要な示唆を与えるものとなり、国際的な人材の活躍の場を広げることにもつながると期待されている。

⇒ 詳しくは独立行政法人日本貿易振興機構のWEBサイトへ

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