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2024年7月23日

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海外旅行取扱額が前年同月比148%増加!2024年5月の旅行業界最新動向

主要旅行業者の旅行取扱状況速報(2024年(令和6年)5月分)(観光庁)

観光庁が発表した最新の旅行取扱状況速報によると、2024年5月の主要旅行業者による旅行取扱額は、前年同月比で海外旅行と外国人旅行が増加したものの、国内旅行は減少しました。2019年同月比では、全ての旅行カテゴリーで取扱額が減少しています。

海外旅行の総取扱額は、前年同月比で約148%増加し、2019年同月比では約63%に留まりました。外国人旅行の総取扱額は、前年同月比で約101%増加しましたが、2019年同月比では約90%にとどまっています。国内旅行の総取扱額は、前年同月比で約93%となり、2019年同月比では約76%に減少しました。

詳細なデータを見てみると、海外旅行の取扱額は96,347,311千円で、前年同月の65,186,761千円から大きく増加しましたが、2019年の152,531,070千円には届いていません。外国人旅行の取扱額は19,390,889千円で、前年同月の19,173,669千円とほぼ同等ですが、2019年の21,563,975千円には及びません。国内旅行の取扱額は185,838,750千円で、前年同月の199,614,336千円から減少し、2019年の245,207,444千円からも大幅に減少しました。

取扱人数についても、海外旅行は前年同月比で227.4%増加し、36,782,593人から29,679人となりましたが、2019年同月比では23.2%にとどまっています。外国人旅行の取扱人数は前年同月比で193.7%増加し、12,517人となりましたが、2019年同月比では26.0%にとどまっています。国内旅行の取扱人数は前年同月比で85.5%減少し、1,276,333人となり、2019年同月比では56.4%に減少しました。

このデータは主要旅行業者43社・グループの旅行取扱状況をまとめたものであり、2019年のゴールデンウィークは10連休(4月27日から5月6日)であったことを考慮すると、比較する際には注意が必要です。また、各社の決算報告等の数値と異なる場合があることにも留意が必要です。

観光業界の現状を反映するこれらのデータからは、国内外の旅行需要が徐々に回復しつつある一方で、コロナ禍以前の水準にはまだ戻っていないことがわかります。今後の旅行業界の動向に注目が集まります。

⇒ 詳しくは観光庁のWEBサイトへ

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