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熊本県 令和６年度中小企業ＤＸ推進事業補助金

公益財団法人くまもと産業支援財団は、県内中小企業の生産性向上を目的とした「中小企業DX推進事業補助金」の募集を開始しました。この補助金は、物価高騰や賃上げなどの影響で収益が悪化している中小企業を支援するために、生産現場のデジタル化を促進するための機器導入を助成するものです。

本事業の対象となるのは、生産性向上や製品・サービスの高付加価値化を目指し、AIやIoT、RPA、クラウドサービスなどのデジタル技術を導入する事業です。これにより、中小企業が最新のデジタル技術を活用し、業務の効率化や生産性の向上を実現することを目指します。

この補助金の対象となるのは、いくつかの要件を全て満たす県内中小企業です。まず、県内に事業所または事務所（工場など）を有していることが条件です。さらに、中小企業基本法に基づく中小企業者であることが求められます。具体的には、製造業、建設業、運輸業などの業種では資本金が3億円以下、従業員数が300人以下であること、卸売業では資本金が1億円以下、従業員数が100人以下であること、サービス業では資本金が5千万円以下、従業員数が100人以下であること、小売業では資本金が5千万円以下、従業員数が50人以下であることが求められます。

さらに、令和4年1月以降の連続する6ヶ月のうち、任意の3ヶ月の合計営業利益が令和3年1月から12月の同3ヶ月と比較して5%以上減少していることも条件となります。また、必要な許認可や届出を受けていること、法令を遵守していること、申請者やその役員が反社会的勢力と関係を持たないことも求められます。

補助金の限度額は500万円で、下限は200万円です。補助率は2/3以内であり、補助対象期間は採択日（交付決定日）から令和7年2月28日（金）までとなります。なお、予算の範囲内での実施となるため、必ずしも希望額での採択が保証されるわけではありません。

応募手続きはメールまたは郵送で行います。応募期間は令和6年5月17日（金）から6月17日（月）17時までです。応募書類には、補助金交付要望書、導入機器の見積書や概要資料、直近2期分の決算書、企業概要、営業利益減少を証明する資料などが必要です。メールでの提出の場合、件名を「令和6年度中小企業DX推進事業補助金応募」とし、本文に企業名、所属、氏名、電話番号、E-mailアドレスを明記してください。添付ファイルは全てPDF形式とし、合計10MBまでとしてください。ファイルサイズが10MBを超える場合は、複数のメールに分割して送付するようにしてください。

重要な日程として、応募締切は令和6年6月17日（月）17時必着です。審査結果の通知は7月上旬から中旬にかけて行われます。事業完了日は令和7年2月28日（金）となっています。

お問い合わせは、公益財団法人くまもと産業支援財団 事業革新支援室です。

この補助金を活用して、デジタル技術を導入し、生産性向上や業務改善を図りましょう。詳細な応募方法や必要書類については、公益財団法人くまもと産業支援財団の公式ウェブサイトをご覧ください。

⇒ 詳しくは公益財団法人くまもと産業支援財団のWEBサイトへ