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2024年10月27日

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物価高騰対策!出雲市が最大100万円の補助金を提供、中小企業のデジタル化・省力化を全面支援

令和6年 出雲市中小企業者等デジタル化支援補助金

出雲市では、2024年10月より、中小企業者を対象にしたデジタル化支援補助金制度を開始しています。この補助金は、物価高騰対策の一環として、市内の中小企業が電子化や省力化を進めるための経費の一部を支援するものです。対象となる事業者は、出雲市内で事業を営む中小企業やこれと同等の法人であり、事業所において補助事業を実施することが求められます。また、市税の滞納がなく、暴力団などとの関係を有していないことも条件となっています。

補助対象事業は大きく2つに分かれています。1つ目は「電子化支援事業」で、既存業務を効率化するためにソフトウェアやシステムを新たに導入する取り組みが対象です。例えば、キャッシュレス決済システムや、顧客管理システム、マーケティングシステムの導入が該当します。2つ目は「省力化支援事業」で、人手不足の解消を目的としたデジタル製品の導入が補助対象です。例として、自動配膳ロボットや自動精算機、自動倉庫システムの導入が挙げられます。

補助金の上限額は、電子化支援事業で50万円、省力化支援事業で100万円となっており、補助率は対象経費の1/2です。申請は1事業者につき1回のみとなり、電子化支援事業または省力化支援事業のいずれか1つを選択する必要があります。申請期間は2024年10月21日から2025年1月8日までですが、予算が上限に達した場合、早期に締め切られることもあります。申請は郵送または持参で受け付けており、必要な書類は市役所や商工団体で入手できます。

事業が完了した後は、完了日から30日以内に実績報告書を提出しなければなりません。報告の内容を市が確認し、補助金額が確定された後、指定の口座へ振り込まれる流れです。また、補助事業に関する帳簿や証拠書類は、事業完了年度の年度末から5年間保存する必要があります。

この補助金制度は、出雲市の中小企業にとってデジタル化や省力化を進める大きな助けとなり、業務の効率化や人手不足の解消に貢献することが期待されています。興味のある事業者は、申請期間内に必要な書類を揃えて早めに申請を行うことをおすすめします。

⇒ 詳しくは出雲市のWEBサイトへ

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