2024年6月25日
労務・人事ニュース
物流効率化を目指す省エネ支援、トラック事業者と荷主が協力

輸送効率化を通じた更なる省エネ化に必要なシステムや車両に対する導入補助を開始します! ~ 令和6年度「トラック輸送省エネ化推進事業」の公募を開始します ~(国交省)
トラック輸送の省エネ化をさらに進めるための新しい支援事業が発表されました。令和6年度「トラック輸送省エネ化推進事業」として、トラック事業者と荷主が協力し、物流全体の効率を高める取り組みをサポートすることが目的です。具体的には、車両動態管理システムや予約受付システムの導入、さらにダブル連結トラックやスワップボディコンテナ車両の導入に対して支援が行われます。これらのシステムや車両の導入によって、トラック輸送におけるエネルギー消費量を削減する効果が期待されています。
この事業は、資源エネルギー庁との連携のもとで進められ、トラック事業者が単独で取り組むには限界のある物流効率化を、荷主との協力によって実現しようとするものです。運輸部門全体のエネルギー消費量の約4割を占めるトラック輸送において、さらなる省エネ化を実現するための取り組みが急務とされています。
申請受付は6月24日(月)から開始され、一次公募期間は7月5日(金)まで、二次公募期間は7月19日(金)から7月31日(水)までとなっています。申請方法は、指定された補助事業のホームページから申請書類をダウンロードし、申請期間中にアップロードする形式です。
補助事業の執行は、パシフィックコンサルタンツ株式会社とパシフィックリプロサービス株式会社が共同で行います。詳細な情報は、陸上輸送省エネ推進事業事務局のホームページで確認することができます。
この新たな支援事業によって、トラック輸送におけるエネルギー消費の削減が進み、物流全体の効率化が図られることが期待されています。トラック事業者や荷主の皆様には、この機会を活用して省エネ化への取り組みを強化していただきたいと思います。
⇒ 詳しくは国土交通省のWEBサイトへ